ロアーさんの映画レビュー・感想・評価

ロアー

ロアー

ベルサイユのばら(2025年製作の映画)

4.3

オスカルの顔と名前くらいしか知らない原作未履修勢だけど、映画化されると知って妙に興味をそそられたので観てきた。いつか宝塚の「ベルばら」を観てみたいと思っていたので、ストーリーを知るにも良い機会だと思っ>>続きを読む

Trolls Band Together(原題)(2023年製作の映画)

3.6

「トロールズ」シリーズ3作目。
映画館で上映していたらきっと観に行った筈なのに、劇場スルーだったらしい。U-NEXTでこうして観れているからいいけど悲しい。

ここ最近、洋楽離れしてしまって、そろそろ
>>続きを読む

ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.7

M.ナイト・シャマラン監督の娘イシャナ・ナイト・シャマラン監督の作品。
ま〜たギリギリにU-NEXTのポイント消化してる。

ちょっと前に観たデヴィッド・クローネンバーグの息子、ブランドン・クローネン
>>続きを読む

ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い(2024年製作の映画)

3.4

『追補編』を読んだことがなくとも"ローハン"で"ヘルム"と聞けばピンとくる、その"ヘルム"で合ってるヘルム王...の存在だけは『追補編』に記されている名もなき末娘が主役のオリジナルストーリー。シリーズ>>続きを読む

ジガルタンダ・ダブルX(2023年製作の映画)

4.8

警察官採用試験に合格したキルバイは、ギャングによる虐殺の濡れ衣を着せられ、着任の前に無実の罪で逮捕されてしまう。
その後、模範囚として服役していたキルバイに、危険因子の暗殺を条件とした警官復帰のチャン
>>続きを読む

ジガルタンダ(2014年製作の映画)

4.5

映画監督のオーディション番組に出演したカールティクは、セミファイナルで落選を突きつけられるが、彼への評価をめぐる審査員同士の対立によって長編映画を作成するチャンスを得る。彼を支持した審査員から、壮絶な>>続きを読む

アビゲイル(2024年製作の映画)

3.6

映画館で観そびれたので、月末のU-NEXTポイント消化に。

まだ最後まで観れてないものの、あの「マチルダ ザ・ミュージカル」でマチルダを演じていたアリーシャ・ウィアーちゃんがアビゲイル役だった。道
>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.6

お正月からずっと「あ〜血が見たい...」と間違った方向にいきった厨二病のヤンキーみたいなことを思っていたので観た。最初にこの映画を知ったのは2023年のコミコンだったから、実際に観るまで丸々1年以上か>>続きを読む

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.6

デヴィッド・クローネンバーグ監督の息子、ブランドン・クローネンバーグ監督の作品。とりあえず、親子共々変態なんだな〜とは理解したけど、お父さんとはまた性癖が違うタイプの変態だった印象。どちらかと言うと、>>続きを読む

劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

3.6

ドラマをちょっとしか観たことないから映画は見送ろうと思ってて...でもこの内容って別にドラマを観てなくても全然困らないのでは?と今更になって気づいた。実際、劇場版から入っても全然支障がなさそうな内容だ>>続きを読む

カルキ 2898-AD(2024年製作の映画)

3.7

2898年。荒廃した世界は巨大要塞コンプレックスとその統治者スプリーム・ヤスキンによって支配されていた。
負け知らずの賞金稼ぎバイラヴァは、いつかコンプレックスで暮らすことを夢見ていたが、そんな彼の元
>>続きを読む

花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

4.2

結婚式をあげたばかりの花嫁プールと花婿ディーパク。プールを連れて故郷の村へと帰る列車の中、ディーパクはベールで顔を隠したプールを別の花嫁を取り違えてしまう。村に着いてようやくそのことに気づいたディーパ>>続きを読む

温泉シャーク(2024年製作の映画)

3.5

何も考えずに観たら、2025年の映画始めがこれになった。
「温泉シャーク」から始まる2025年。今年もよろしくお願いします。

「サメ映画はこれくらいがいいんだよ!ちょうど良い湯加減!!」と思って生
>>続きを読む

キャバレー(1972年製作の映画)

3.8

ミュージカル畑に生きてるので、映画は初見でも曲だけは何曲か知ってた。映画の構造が見えてくると、なるほど、描き方がオシャレだし巧妙。
キャバレーのステージで繰り広げられる様々な演目が、サリーたちの現実や
>>続きを読む

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.7

Wokeでいろいろめちゃくちゃになったせいで、ディズニー映画に対して警戒心が強くなっているのは私だけじゃないはず。
そんな中、今作は社会的テーマを織り込みつつも主義主張は真っ当だったので、近年の実写化
>>続きを読む

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

4.3

舞台挨拶ライビュ付前夜祭にて一足先に鑑賞。

子どもの頃に観たアニメの忍たまと原作小説の知識しかないので、6年生やタソガレドキ忍者ついてはあまり知らないけど、まあなんとかなった。

シリアスな小説が原
>>続きを読む

モアナと伝説の海2(2024年製作の映画)

3.6

相変わらず映像がすごく綺麗だった〜!

前作から3年後のお話だそう。今では開拓者のようにどんどん新しい海に冒険に出て、この広い海のどこかにきっといるであろう他の人間を探そうとしているモアナ。そんなモ
>>続きを読む

ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.7

まず設定がすごく面白い。
"This Man" のような元となるネタはあったにしろ、よくこんな設定を思いついて、人間の心理や社会的テーマに繋げたなぁ〜と拍手したい。

人々の夢に現れる男を演じるのが
>>続きを読む

アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師(2024年製作の映画)

3.5

登場人物やストーリー展開がバッチバチにマンガ的で、和製「オーシャンズ11」が地面師詐欺するみたいなお話だった(原作は韓国ドラマ)。
話題の「地面師たち」はまだ観れてないけど、地面師詐欺の手口はちゃんと
>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.5

気になっていたものの、タイミングが合わずそのままスルー案件になりかけたけど、ロングラン上映のおかげで遅ればせながら鑑賞。

想像してた以上に王道のタイムスリップもので、王道の時代劇復興推進映画だった
>>続きを読む

タイタス(1999年製作の映画)

3.7

ジュリー・テイモア × シェイクスピアなんて、かなり私好みっぽい!と思って観た。

想像しちゃいたけど、まあまあ、まあまあまあまあ、かな〜り独特な世界観だった。ジュリー・テイモアもだいぶグリーナウェ
>>続きを読む

八犬伝(2024年製作の映画)

4.1

高校に入って映画に鞍替えする前は、それこそ幼稚園の頃からものすごーくたくさん本を読む子どもだったので『南総里見八犬伝』との出会いもわりと早くて小学校の図書室だった。私が読んだのは子ども向けに噛み砕かれ>>続きを読む

SALAAR/サラール(2023年製作の映画)

3.7

インドの地図から消された要塞都市カンサール。
少年デーヴァと元首の息子ヴァラダは親友同士だったが、とある出来事をきっかけにデーヴァとその母の身が危険に晒され、デーヴァはカンサールを去ることとなる。ヴァ
>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

美しい映像、軽快な音楽。
そして、鋭く大きく響く銃声。

上映時間の都合で一度は鑑賞を諦めかけたものの、これはきちんと劇場で観て本当に良かったと感じた映画だった。

戦闘の描写がとにかくリアルで恐
>>続きを読む

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「ジョーカー」の続編がミュージカルになると最初に聞いた時は流石にびっくりしたものの、元々ミュージカルが大好きなので、私にとってそこが障害にはならないだろうと予想してた。実際、映画を観終わった今もミュー>>続きを読む

憐れみの3章(2024年製作の映画)

3.8

かな〜り好きなタイプの映画だった。3時間近くて尻込みしてたものの、章ごとのお話だからあっという間で、体感は90分映画だったし。

まず、ユーリズミックスの「♫Sweet Dreams」から始まるとこ
>>続きを読む

ジャックポット!(2024年製作の映画)

3.6

お久しぶりのいつメン上映会でみんな大好きジョン・シナの「ジャックポット!」を観たよ。

連休中なのにアレコレ忙しくて、全部片付けた後の眠気で頭ぽやぽや状態で観始めたら「うぅう...」ってゾンビみたい
>>続きを読む

スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

4.0

三谷幸喜の作品って、舞台だと笑いすぎて涙が出るほど面白いのに、映画だとちょっと威力が半減してもったいないなぁ〜と思ってた。だから今回もあまり期待し過ぎず観に行ったけど、自分の好みにズバッとハマったこと>>続きを読む

PS2 大いなる船出(2023年製作の映画)

4.6

ランカ島で海に投げ出されてしまったデーヴァンとスンダル王の次男アルンモリ王子。2人の生存は絶望的とされ、チョーラ国に悲報がもたらされる。
弟と親友の死に憤ったアディータが首都タンジャイへと向かう一方、
>>続きを読む

PS-1 黄金の河(2022年製作の映画)

4.0

スンダラ王が治めるチョーラ国。王には3人の子がおり、長弟のアディータが次期国王とされていたが、本当の王位継承者はスンダラ王の従妹にあるとして小国の首相たちがクーデターを目論んでいた。
不穏な動きを察知
>>続きを読む

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -New Encounter-【Cinema Edit】(2024年製作の映画)

3.6

舞台挨拶付きでの初日鑑賞。初めての3面ライブスクリーン体験でもあって、目が忙しかったけど隅々まで観れて良きだったし、音響もめちゃくちゃ良かった。

そもそも今作からキャストが一新されてしまって誰ひと
>>続きを読む

フォールガイ(2024年製作の映画)

3.7

内容から勝手に想像していたよりもアクションシーンへの導入が強引...豪快だったけど、それだけたくさんのスタントシーンが一本の映画にこれでもかと詰め込まれていて面白かった!ロマコメやミステリー要素もそこ>>続きを読む

ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.6

4DXで観たかったのに公開初週から夜の1回しか4DX上映がなく、「酷いよ酷いよ〜!」と言う叫び声が風を巻き起こし、地団駄で地が揺れ、飛び散る涙に濡れたので実質4DX。

前作のおさらい(今作との繋が
>>続きを読む

ツイスター(1996年製作の映画)

3.6

「ツイスターズ」を観る前に、まずは前作から。
この時代のこの手の映画は大抵、子どもの頃に地上波で観ていそうなのに、意外にも初見だった(実際に観た後だと、金ローより木曜洋画劇場事案だと思った)。

>>続きを読む

もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

3.6

「み⚫︎ず学苑」のADを連想させるようなトンチキ映画で、AIホログラムというSF設定などなど実際かなりトンチキではあったけど、なかなか真面目に世に物申すエンタメ社会風刺映画だった。
色モノで興味を惹き
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン超変身(2024年製作の映画)

3.7

安定安心の怪盗グルーシリーズ4作目。
何の心配もせず何も考えず楽しく観れるのでホント癒し。ミニオンは黄色い癒しの素。

"超変身"部分は宣伝の印象より薄味だけど、スーパーパワーを手に入れたミニオンた
>>続きを読む