このレビューはネタバレを含みます
庵野秀明率いるカラーとのコラボで話題のガンダムシリーズ最新作。先行上映なので配信を待とうと思ったが、ネタバレ注意の警告だけが伝わってきて気になってしまった。ネタバレありの感想になるので未見の方はご注意>>続きを読む
モンティ・パイソンのテリーギリアム監督の初単独監督作。中世が舞台になっていて、町々を襲う怪物と、それを倒そうとする王国、そして巻き込まれる青年デニスを描いたコメディ映画だった。
怪物ジャバーウォッキ>>続きを読む
MyFFFで配信中の映画で、一部で話題になっていたのと、主人公の独特のフォルムに惹かれて見てみた。「美しき諍い女」を男女反転させたような雰囲気で、めちゃくちゃ好みの作風だった。
主人公はある古城のよ>>続きを読む
トランプ大統領就任前に公開されたので駆け込みで見てきた。本作はトランプが成り上がるまでのストーリーを70年、80年代のビデオ画質などを交えてアップテンポで描かれていた。
監督はイラン出身で「聖地には>>続きを読む
いつの間にかアマプラにやってきたラング監督のフィルムノワール。王道な展開で飽きずに楽しめた。
ダンカンという警官が自殺し、その調査を任されたデイヴだが、警察署長から手を引くように命じられてしまう。そ>>続きを読む
久しぶりにデヴィッド・リンチ監督作品を見た。勿体無くてなかなか見れないほど好きで、本作もめちゃくちゃ面白かった。好きな映画の要素がギュッと詰まった濃厚な作品だ。
女優志望のベティはカナダからハリウッ>>続きを読む
イギリスの海沿いの映画館を舞台にした大人向けの心温まる映画だった。映画館のマネージャーをしている中年女性ヒラリーは双極性障害を抱えながら働いていた。そんな中、アルバイトとして黒人の青年スティーブンがや>>続きを読む
アニー・エルノーの小説を原作にした映画だ。中絶が違法だった1960年台のフランスが舞台で、望まずに妊娠してしまった大学生を描く。近年のアメリカで中絶の権利を巡る問題が加熱しているが、フランスでは去年2>>続きを読む
ポスターの太った女性が頭に残るスペイン産のホラー・スリラー映画だ。精肉店の娘サラはその体型から虐められていた。そんな彼女はいじめっ子グループが誘拐される所を目撃してしまう。そしてサラも犯人に目をつけら>>続きを読む
世界最弱と言われたアメリカ領サモア代表のサッカーチームに落ちぶれた監督トーマスが派遣される。不本意な赴任だったが、サモアの人たちの温かさに触れ、チームをレベルアップさせていく。実話に基づく物語で、「ネ>>続きを読む
未見だが「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ポール監督が撮った猿の惑星シリーズ最新作。前作から300年後という設定で、シーザーを知る者が少なくなった世界が舞台だ。
主人公ノアは鳥を操る部族の子供で>>続きを読む
韓国のWEBコミック原作の映画で、脚本として日本の高橋洋と白石晃士が参加した日韓合作映画だ。オクス駅で起こる事故を追う記者を中心に描くホラー映画で、韓国ホラーの特殊メイクやジャンプスケア的な怖がらせ方>>続きを読む
田中聡監督による33分の短編映画だ。ネットで話題になっていたからかポスターが忘れられず見てみた。娘をいじめによる転落死で失った母親の悲しみと狂気を描くショッキングな内容だ。
娘は事故死で片付けられて>>続きを読む
2では思春期が描かれるが、一本にまとめるには難しいテーマに思えた。13歳になったライリーは高校入学を控えるが、親友の二人とは別々の学校に行くことになった。そんな中、三人はホッケーの強化選手としてキャン>>続きを読む
公開当時話題になっていたけど子供向けだと思って見逃していた。監督のピート・ドクターは「ソウルフル・ワールド」が面白かったので、2に合わせて本作も見た。
11歳の少女ライリーが主人公で、父の仕事の都合>>続きを読む
エイリアンシリーズ最新作。リドリー・スコットが監督を離れたのと、「コヴェナント」の続編では無く、「エイリアン」と「エイリアン2」の間の話という事で映画館に行くのをスルーしてしまっていた。監督は「ドント>>続きを読む
大人気デッドプールシリーズの三作目。今作からディズニー傘下になったためかウルヴァリンとの共演が話題になった。最近のMCUを始め、X-MENネタも多く、楽しみ切るには大分ハードルが高そうだ。また、配信だ>>続きを読む
年末最後の映画として駆け込み視聴。瀬田なつき監督は「嘘つきみーくんと〜」の監督だと気付いた、しかも濱口竜介監督と同じ東京藝術大学大学院映画専攻の2期生だったとは。
本作は予告をたくさん見ていて、監督>>続きを読む
統合失調症を扱った映画ということで「どうすればよかったか?」の理解が深まればと思って見始めた。が、アプローチが全然違う。本作は当事者の苦しみを映像で示す様な作品だ。
主人公ピーターは統合失調症で病棟>>続きを読む
押切蓮介の同名漫画を原作にした映画で、監督はホラーモキュメンタリーの名手白石晃士だ。原作の特徴として、急展開の二部構成が挙げられる。前半は田舎の一軒家に引っ越していた家族が、その家に取り憑く幽霊に脅か>>続きを読む
ソニック映画の三作目。もう四作目も制作が決まったらしい。本作の舞台は東京、ロンドン、そして宇宙にまで飛び出しスケールアップしている。
エッグマンの祖父ジェラルドが凍結されていたシャドウを復活させてし>>続きを読む
ヨアキム・トリアー監督の作品を初めて見た。とある女性の成長を、自分勝手さなど悪いところをひっくるめて描いている作品だった。ちょっと意地悪な感じは遠縁のラース・フォン・トリアー監督の「ニンフォマニアック>>続きを読む
年内で配信終了してしまうらしく久しぶりのベルイマン映画を見た。フィルモグラフィーを見返すとまだまだ見ていない作品が多い。本作は神の沈黙を復讐劇に絡めて描いていた。
農場を経営する一家の娘カリンは教会>>続きを読む
パート1、2合わせて4時間以上の長編なのに下高井戸シネマは満席だった。カイエ誌の2023年ベスト1に輝いて気になっていた作品。この調子だと他の映画館でもやってくれるかな。監督の他の作品も見てみたい!>>続きを読む
久しぶりのフェリーニ。今まで見た中で一番古く1954年の作品だった。ジェルソミーナは食い扶持減らしに旅芸人ザンパノに売られた。ボロボロの三輪で旅をしながらいろんな人々に出会う。
ジェルソミーナはザン>>続きを読む
劇中と同じくクリスマス近くに見たが、ほっこり優しい気持ちになれる映画で、新定番になるかも。寄宿生の学校が舞台で、嫌われ者の生徒アンガスと、同じく嫌われ者の教師ポールが一緒にクリスマス休暇を過ごすことに>>続きを読む
ソニック映画の続編も引き続き視聴。気楽に楽しめて良い。
前作でキノコの惑星に飛ばされたエッグマンはナックルズと遭遇する。ナックルズはソニックが持つマスターエメラルドを狙っていたため手を組み、再び地球>>続きを読む
新作を見にいくことになったので吹き替え版で予習。ソニックを知らなくても全然楽しめた。
ソニックは別の世界の超能力ハリネズミという設定だ。その能力が故に追っ手が多く、リングの力で地球に潜んでいた。ひっ>>続きを読む
朝からの回なのに満席ですごい。前評判通りの衝撃作だった。監督が家族を20年近くに渡って捉え続けたドキュメンタリーだが、監督も当事者として干渉するし、その分画面を超えて訴えるものが強かった。
北海道に>>続きを読む
新文芸坐シネマテークのヤンチョー監督特集もこれがラスト。70年代の作品は、今までの長回しなどの特徴に加え、寓意的なアイコンを使うという特色があると解説があった。本作はこのアレゴリーと音楽が印象に残った>>続きを読む
最近は公開から配信までのスピードが早い。この作品も6月に公開されていたと思ったらもう配信されている。入江悠監督が三面記事から着想を受けて制作した作品で、コロナなどに翻弄される少女の姿が残酷に描かれる。>>続きを読む
2021年に突然公開された藤本タツキの読み切り漫画を原作にした映画だ。当時、少し前に起きた京アニ放火事件を連想する内容に対する話題が大きく、作品の本質に向き合えていなかったと思い返した。この映画は原作>>続きを読む
公開時に話題になっていたが見逃していた作品。年内に見れて良かった。「コールガール」のダニエル・ゴールドハーバーが19ヶ月で作ったエコスリラー。初めて聞いたジャンルだが、ライカート監督の「ナイト・スリー>>続きを読む
今年春に見逃したが丁度ハンガリーの先輩ヤンチョー監督の作品を見ていたので、今だ!と思い視聴。「サタンタンゴ」を見た時もそうだったが、やっぱり長回しがすごい、しかも2時間半もあるので、一回眠気が来て、乗>>続きを読む
ヤンチョー・ミクローシュ特集二本目の本作「シロッコ」は、前回と違いカラーだった。雪が積もる森の中にある屋敷が舞台になっているのだが、こちらの映像も綺麗だった。そしてお馴染みの長回しも特徴の一つで、75>>続きを読む