ナポレオンの伝記映画であるが歴史的事件や生涯をメインにするのではなく、むしろ彼の内面を浮き彫りにしていくような映画であった。生涯にわたり彼の心に住み続けた妻ジョセフィーヌとの関係性には少々驚いた。外で>>続きを読む
記者2人が富山市議会議員にはびこるお金の疑惑をめためたに切り裂いていく。記者魂みたいなものを見た。議員は政治資金の明細を調べ上げられる。政治活動の名の下に架空領収書を当たり前のように切り、悪いことをし>>続きを読む
これ黒澤清監督だったのかと見終わった後に気づいた。人間ドラマのようなバイオレンスアクションのようなホラー要素もあるようなないまぜ状態。監督が70歳を前にどうしてもやりたいことをやったらしく、そう考える>>続きを読む
自分だったらどうするのだろう。米国の裁判制度は陪審員制度を取り入れていて、判決に陪審員の評価が影響される。疑惑や思い込みで進行する討論は、的を得ているようで得ておらず、みんな自分に都合が良い解釈や信念>>続きを読む
児童文学が原作。評価が高かったものでちょっと期待しつつ鑑賞。
予定調和な部分もあるけど、許容範囲。
親子愛だけでなく師弟関係や仲間ものといった要素があちらこちらに入っている。めっちゃボロボロだし、無視>>続きを読む
前作から36年も経っているのに、当時と全然かわらないあのままのビートルジュース。キャラも全然変わっていないビートルジュース。そして楽しそうにやっているウィレムデフォー。
ティムバートンらしいと言えばら>>続きを読む
犯人か犯人ではないのか、これまでもこういうことたくさんあったんじゃないかと思っちゃう。人1人の人生を全部狂わせてしまうなんておぞましい。
主人公に対する周りの気持ちが、「良い人だから信じたい」というの>>続きを読む
介護の話かと思って見ていましたが違う方向へ。
虐待に認知症になんとも切なすぎる題材の中、主人公がいかにも正義のようにしている行動は確かにそういう気持ちにもなるだろうが、ずれているのではないか。自分の作>>続きを読む
統合失調症の家の様子。特異な環境の家族のケースであり、うまく言えないが、探す映画だった。
家族の容姿変容から長い長い時間の経過をまざまざと見る。20年を無駄にしているとの感想も目にしたが、人生のある期>>続きを読む
0から様生み出す人たちって、ある種の狂気じみた強さがあるように思う。フェラーリの生涯、切り取る場所によってテーマ性が大きく変わる。だが、この映画はただの栄光の記録ではなく、あまり触れて欲しくないであろ>>続きを読む
大人のアニメーション。期待し過ぎたかもなぁと思っていた前半からのラスト20分が最高に良い。ロボットと犬の友情物語だが、人の物語に置き換えることができる内容。
セプテンバーってクラブでたまに聞いてはアッ>>続きを読む
「ナイフを作った人を罪に問えるか」ということ。
もう20年以上前の話になるんですね。金子勇とゆう人の実直さに驚いた。技術的な罪は無いのに、技術者を殺したも当然じゃないか。優秀なエンジニアであった金子さ>>続きを読む
大人になったって分かり合えないこともたくさんあるけど、歳の離れた2人がそれでも一緒にいてつながりを保てるのすごいなと思った。こうあるべきで決めるのではなく、自分がどうしたいかで決めないといけないなと思>>続きを読む
大震災後にあまりに大きな呪縛に囚われ生きる兄弟の物語。ホヤマンって何なの?って言う観客の疑問を置いてきぼりにしたまま展開が進んでいく。もうわかっているけど、今も生きていることを信じているわけではないだ>>続きを読む
どうして主人公はこの状況下から抜け出せなかったのか、と言う疑問がまとわりついていたんだけど、結局主人公も友達も彼も、みんなちょっとずつ嘘をついて生きていた。友達については依存とゆうことも当てはまりそう>>続きを読む
山崎賢人って何でもやるな。「キングダム」実写でも彼が主役で、どうなのかと思ったがきっちりはまっている。何より冒頭のアクションで引き込まれて始まった。原作は読んだことないし、アニメも見たことないけれど、>>続きを読む
この映画を見る前に、チラッとだけ昔見たこれ系の映画を見てしまいまさかの内容にちょっとだけかぶり落ち込みつつ…。
自身のアイデンティティが完璧なまでに打ちのめされた瞬間からの友情。藤野と京本、どちらがど>>続きを読む
刑事なのかと思ったら主人公は事務職員だったけれど、それでも何とか己を貫こうとする。常に個人の正義か国民の安全かどちらかを取ると言う究極の選択を迫られているのかと思うと、並大抵の覚悟なければできない仕事>>続きを読む
夫婦愛だった。言葉を多くはかわさないが2人の様子にはふわっと思いやりが見える。重病人である妻岸本佳代子の大変であろう部分が全く描かれていないあたりは、ある意味ファンタジーであって、現実はこうはいかない>>続きを読む
ゴッドファーザー愛のテーマを弾いてしまったことで、混沌の一夜が始まってしまう。シリアスかなぁって思っていたが、意外にコメディーっぽい要素もあり。時系列の行き来が少し分かりづらくて理解するのにちょっと時>>続きを読む
映画友達がランキングに入れていたので鑑賞。2分のタイムリープに巻き込まれた人たちがその時間でできることを追求していく。2分でこれだけのことができるのかと発想が面白かった。
動きまくるし、長回しが出演者>>続きを読む
今頃見るにはぴったりの地味だけど、とても愛のある映画。長い人生の中で1歩のたった1回のクリスマスが、人生の糧となるくらい大事なクリスマスでしたね。ラストにかけ救済あるのかなぁと思ったけど、すべてハッピ>>続きを読む
本を買って読んだんだけど、内容を忘れていた。
携帯電話を持っていない状況からの木曜にここで会いましょうとゆう口約束でつながり紡いでいく恋愛。
なんだか懐かしい感じのアナログな作品でした。ちょっと忘れ>>続きを読む
何故ナレーションが福山雅治なのかと思いつつ彼の人生を辿るには浅く何かテレビ番組みたいだった。
でもあの道場の写真!あれは中々のものですよね。
野火では戦争最前線の地獄を描いた塚本監督が戦争直後の地獄を描く。母親じゃないのにどんどん母親のようになっていく趣里の表情に迫力があった。みんな必死で生きていたけど、生きてて幸せなのかとすら思ってしまう>>続きを読む
この老人のお家いい感じだなーとか思いながら見ていたが、あれよあれよと嫌な方向に進んじゃって、日本人の悪い意味でのいやらしさみたいなのが出没する。ほぼほろ3人だけで構成される二日間くらいの話なのに想像し>>続きを読む
プロレスラー一家の苦悩や運命、最強の父親からのプレッシャーが子供を追い詰めたとも見れるかもしれないけど、逆にその環境だったからこそ兄弟の絆が深まっていったのではないか。子供にも選択権は必要だなと思いつ>>続きを読む
オーソドックスなつくり伝記映画って感じであった。音楽や思想については物足りなさを感じたが人間性は伝わった。
しかしこんなにメッセージを伝えてくる歌手っていまどれくらいいるのでしょうね。ワンラブ最高だ。>>続きを読む
話の流れも派手ではないし淡々とした邦画だけど兄弟やその周りのキャラクターがたっていて、それぞれの人生の選択を見ているだけでも十分に良かった。
合理的にすればいいわけではないですよね。
娘が見つかるかどうかとゆうところがメインではなく突然姿を消した後の親や周りの状況のリアルを追求した物語なのだろう。
青木崇高演じる夫の豊がよく、平然としているように見えるがどこにもぶつけられない悔しさ>>続きを読む
原作はかなり前に読了。本と比べるの本の方が面白かった。児童虐待、トランスジェンダー、DV等、現代の社会問題をすくいとってる映画。周りに聞こえたない助けを求める声が、この世界にいくつあるんでしょうか。人>>続きを読む
あんの人生を思うと苦しくなる。助けてくれた刑事にも色々あったけど、でも彼がいたから救われたし、少しの間でも今までの暮らしから抜けて人間らしく生きられたんじゃないかな。
でも悲しいのが良い人にあっても、>>続きを読む
予備知識なしな相当軽い感じで見てしまいめちゃくちゃ重い問いかけに苦しむ。
施設の中の残酷な現実。差別感や見て見ぬふり、もう何をどう言葉にすればいいかわからないけれど、見終わり数日経っているのに考え込ん>>続きを読む
なんだか監督にからかわれている気持ちにもなりながら鑑賞。さらっとグロくて妙にコミカルな突拍子もない展開ばかりで呆気にとられている間に3話終了していた。とにかく飽きることはなく、でもきわきわな物語たち。>>続きを読む
若者の悩みは時代により少しずつ形を変えるものの本質はいつも同じなのかなー。愛されたい愛したい求めたい求められたい。
最近の映画はLGBTQが絡みがちだけど割とさらっとしていて、10代の女性が悩む姿は愛>>続きを読む
不幸だった娘な幸せになる展開の中、ファンタジー世界で異能という特殊能力のある設定がなかなか奇妙な映画で異世界な感じ。架空に架空を重ねていてちょっと意味がわからない部分もあった。