Shimaenagasanさんの映画レビュー・感想・評価

Shimaenagasan

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暁闇(2018年製作の映画)

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観てしまうのがもったいなくて、ずっと自分の中で取っておいた作品。
三人が抱える痛みがひしひしと伝わってきた。ただ若者の群像劇として捉えるのは軽薄だと思わせる、それほど人間としての重い現実を映し出した作
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.2

叙情的な作品だった。
しかもそれを台詞だけではなく音楽を通じて表現する作風が自分好みだった。
公権力への抵抗と捉えられるメッセージもあって、ただの感動的なお話ではなかったのも良かった。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

アンナチュラル、MIU404にかなり影響を受けた身として絶対に観に行こうと心に決めていた作品をついに鑑賞。

日本ドラマ史に残る2作品を背負った映画ということでかなり期待は高かったが、それをも超越して
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

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「エゴイスト」を撮った監督の作品ということで視聴。
プールのシーンが美しかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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ジブリといえばこれだよな、という原点回帰の印象を受けた。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今まで自分が観てきた坂元裕二作品とは少しテイストが違っていて面白かった。
長谷川白紙とか崎山蒼志とか羊文学とか話しているシーンで、うわこれ自分だったかも、焦った。そういった一定層のリアリティが非常に高
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車軸(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

周りの顔色を伺って自分を押し殺して生きる、そんな「偽物」の人生で良いのかと悩む気持ちには共感した。
主人公の行動はあまり理解出来なかったが、実家に帰るシーンとホストクラブでの涙には心が動かされた。
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

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佐渡の風景が非常に美しかった。
物語はちょっと難解。

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

ベイビーわるきゅーれに完全にハマった。
アクションに磨きがかかっているのは勿論のこと、2は脚本も深みが増していて良かった。
最後のシーン、良かったな。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.8

思っていた以上に映像が綺麗だった。
また、自分は解釈が人によって分かれるであろう映画が好きなのだと自覚した。特にラストにかけての勢いが猛烈で胸を打たれた。
個人的には大友くんが好きではある。

(2016年製作の映画)

3.3

自分にとってはバイオレンス要素が強烈だった。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

台詞で全てを説明しきらない作風が良かった。
概念を映像にした感じ。

(1974年製作の映画)

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難解。1度観ただけでは理解しきれなかった。
植物や炎、水、光の映し方がとても美しかった。映画の良さとはこういった美を映し出せる点なのかもしれない。

毒娘(2024年製作の映画)

3.5

赤を際立たせるビジュアルセンスが卓越していた。
竹財さんがこの役を演じるのは意外だったが、ちゃんと嫌悪感を呼ぶキャラクターに仕上がっていて凄かった。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.3

テーマとして挙げるならいじめ、狂愛、思い違い、暴力といったところだろうか。
かなり残虐なシーンが多くて、一気には見られなかった。が、こういったジャンルの映画(スプラッター映画?)で最後まで視聴出来たの
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恋する寄生虫(2021年製作の映画)

3.5

Spotifyで偶然流れてきた劇伴があまりにも良くて映画も鑑賞。
先に原作を読んでから視聴したが、ストーリーは所々変えられている印象を受けた。
とにかく映像が美しいのと、メインキャラクターの2人が苦痛
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ピンポン(2002年製作の映画)

3.8

何かに打ち込む姿はやっぱり美しい。
主人公はペコだけど、ドラゴンやアクマの背負う人生も滲み出るように伝わってきて、ちょっと苦しくなった。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

「あなたはいつも見ているだけなのね。」
自分は結局傍観しているだけ、と自省した。
これが実話であるという点も加味すると、今まで自分が見た映画の中で最も恐ろしく残虐であった。
情報に踊らされるのは、現代
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.8

精神的な痛みと身体的な痛み。
ルイは精神的な痛みを紛らわせるために、身体的な痛みを欲していたのではないかと思う。
刺青やスプリットタンも、それ自体が意味を有しているというよりは、それに伴う痛みがルイを
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青い春(2001年製作の映画)

3.9

青春って輝かしいものとして描かれがちだけど、実際はもっと鬱屈でドロドロしていて。この作品は、その暗い部分を省かずに描いているので好き。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.8

行天と多田はヘラヘラしてるけど、過去を背負って懸命に生きてるよね。

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.5

田中圭の振り幅に脱帽。
河合優美が演じる、謎多き高校生も良かった。