観てしまうのがもったいなくて、ずっと自分の中で取っておいた作品。
三人が抱える痛みがひしひしと伝わってきた。ただ若者の群像劇として捉えるのは軽薄だと思わせる、それほど人間としての重い現実を映し出した作>>続きを読む
叙情的な作品だった。
しかもそれを台詞だけではなく音楽を通じて表現する作風が自分好みだった。
公権力への抵抗と捉えられるメッセージもあって、ただの感動的なお話ではなかったのも良かった。
アンナチュラル、MIU404にかなり影響を受けた身として絶対に観に行こうと心に決めていた作品をついに鑑賞。
日本ドラマ史に残る2作品を背負った映画ということでかなり期待は高かったが、それをも超越して>>続きを読む
「エゴイスト」を撮った監督の作品ということで視聴。
プールのシーンが美しかった。
このレビューはネタバレを含みます
今まで自分が観てきた坂元裕二作品とは少しテイストが違っていて面白かった。
長谷川白紙とか崎山蒼志とか羊文学とか話しているシーンで、うわこれ自分だったかも、焦った。そういった一定層のリアリティが非常に高>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
周りの顔色を伺って自分を押し殺して生きる、そんな「偽物」の人生で良いのかと悩む気持ちには共感した。
主人公の行動はあまり理解出来なかったが、実家に帰るシーンとホストクラブでの涙には心が動かされた。
バ>>続きを読む
ベイビーわるきゅーれに完全にハマった。
アクションに磨きがかかっているのは勿論のこと、2は脚本も深みが増していて良かった。
最後のシーン、良かったな。
思っていた以上に映像が綺麗だった。
また、自分は解釈が人によって分かれるであろう映画が好きなのだと自覚した。特にラストにかけての勢いが猛烈で胸を打たれた。
個人的には大友くんが好きではある。
難解。1度観ただけでは理解しきれなかった。
植物や炎、水、光の映し方がとても美しかった。映画の良さとはこういった美を映し出せる点なのかもしれない。
赤を際立たせるビジュアルセンスが卓越していた。
竹財さんがこの役を演じるのは意外だったが、ちゃんと嫌悪感を呼ぶキャラクターに仕上がっていて凄かった。
テーマとして挙げるならいじめ、狂愛、思い違い、暴力といったところだろうか。
かなり残虐なシーンが多くて、一気には見られなかった。が、こういったジャンルの映画(スプラッター映画?)で最後まで視聴出来たの>>続きを読む
Spotifyで偶然流れてきた劇伴があまりにも良くて映画も鑑賞。
先に原作を読んでから視聴したが、ストーリーは所々変えられている印象を受けた。
とにかく映像が美しいのと、メインキャラクターの2人が苦痛>>続きを読む
何かに打ち込む姿はやっぱり美しい。
主人公はペコだけど、ドラゴンやアクマの背負う人生も滲み出るように伝わってきて、ちょっと苦しくなった。
「あなたはいつも見ているだけなのね。」
自分は結局傍観しているだけ、と自省した。
これが実話であるという点も加味すると、今まで自分が見た映画の中で最も恐ろしく残虐であった。
情報に踊らされるのは、現代>>続きを読む
精神的な痛みと身体的な痛み。
ルイは精神的な痛みを紛らわせるために、身体的な痛みを欲していたのではないかと思う。
刺青やスプリットタンも、それ自体が意味を有しているというよりは、それに伴う痛みがルイを>>続きを読む
青春って輝かしいものとして描かれがちだけど、実際はもっと鬱屈でドロドロしていて。この作品は、その暗い部分を省かずに描いているので好き。
ささぽんのリズム感、ペースに憧れる。