レビュー
iPhone/iPadのHEIC画像をWindowsで扱えるようにする「CopyTrans HEIC for Windows」
「エクスプローラー」でファイルをプレビュー可能に。JPEG形式へ変換することも
2017年12月20日 06:00
「CopyTrans HEIC for Windows」は、HEIC形式の画像ファイルをWindowsで扱えるようにするツール。Windows 7/8/10に対応するフリーソフトで、開発元のWebサイトからダウンロードできる。
「iOS 11」では“High Efficiency Image File Format(HEIF)”と呼ばれる新しいメディア圧縮方式が導入されており、iPhone/iPadで撮影した画像はHEIC形式、動画はHEVC形式で保存される。しかし、残念ながら今のところWindowsではOSによる“HEIC”のサポートがなく、「エクスプローラー」でファイルをプレビューしたり、「フォト」アプリで開くことはできない。共有する際は汎用性の高いJPEG形式へ自動変換されるケースが多いのでそれほど気にする必要がないが、HEIC形式のまま画像が送られてきてWindowsで閲覧できないといったトラブルもときどき耳にする。
そうした問題を解決するのが、今回紹介する「CopyTrans HEIC for Windows」だ。本ソフトはHEIC画像を表示するためのコーデックを含んでおり、インストールするだけでOSをHEIC画像へ対応させることが可能。「エクスプローラー」でファイルの内容をプレビューしたり、OSの画像ビューワーでファイルを開いたり、「Microsoft Office」で利用したりすることができるようになる。
さらに本ソフトはJPEG形式への変換機能も搭載。ファイルの右クリックメニューに追加される[JPEGに変換]コマンドを利用すれば、指定したHEIC画像をJPEG形式へ変換して、同じフォルダーに出力することができる。
ソフトウェア情報
- 「CopyTrans HEIC for Windows」
- 【著作権者】
- WindSolutions
- 【対応OS】
- Windows 7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.1