フジテレビは「史上最大のバッシング」でどうなってしまうのか…?致命傷となったフジテレビ経営陣の対応に「違和感」を覚えた理由

むなしく響く「夜空ノムコウ」

ショッピングモールを歩いていたら突然、SMAPの『夜空ノムコウ』が館内に流れ始めました。中居正広さんにもう会えないからと、誰かが有線にリクエストを入れたのでしょう。

世の中を揺るがしているこの事件、視聴者から見た最大の問題は何が起きたのか誰にもわからないことです。

元SMAPの中居正弘氏 Photo/gettyimages
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事件が文春の記事になって1ヵ月後になってフジテレビがようやく最初の臨時社長会見を開いたのですが、異例の静止画会見のうえ、第三者委員会を日弁連のガイドラインに沿った形にしない形で立ち上げるとして炎上します。

この会見後、日本生命、トヨタなど主要なスポンサーがつぎつぎとフジテレビへの広告出稿を停止し始め、50社もの企業がそれに追随する事態になります。フジテレビの番組はCMは公共広告機構ACのコマーシャルばかりという異例の状況になりました。

結局、フジテレビの港社長、嘉納会長が引責辞任となり、新体制の下、きちんと独立させた第三者委員会を通じて事態を解明するという展開におさまりました。

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