2010.06.12

テレビのコメンテーターさん、ちゃんと勉強してくださいね

大臣就任第1回ですが、ちょっと怒ってます

 おかげさまで、本会議場のひな壇に座らせていただくことになりました。

 それはそれとして・・・。

 公務の途中、ちょっと時間があったので、とことこお手洗いに行こうとしたら、SPと秘書官が猛ダッシュ!

「どこ行くんですか!」

 というから、ハバカリだというと、

「トイレは大臣室の中にあります!」

 知らなかった・・・。けど、要るんだろうか、それ・・・。

   ∴

 で、国会再開直前に、以前「週刊ポスト」がつっついてきて空振りした「事務所経費」についてまた騒がれたので、この場をお借りして簡単に説明させていただきます。

・ 政治家(国会議員)は、政治団体(資金管理団体)を持たないといけない。

 その理由は、お金の流れを透明にするように、政治資金規正法で義務づけられています。

 ところが、この政治団体は、議員会館に置くことができません。

 議会運営委員会のとりきめで、そうなっています。

 しかし、私は東京選挙区選出の参議院議員でもあって、国会での政治活動も、地元の政治活動も、議員会館の事務所だけで充分です。

・ 別の事務所を借りて秘書を雇うのは、税金や支援者からの寄付金の無駄遣いです。

 でも「別においとけ」と決められてるので、自宅の住所を政治団体の「主たる住所」にしています。

・ 今回もまた問題にされた「事務所の維持に必要とされる経費」とは

 議員会館の事務所の複写機のリース代と、いつも仕事で使っている自動車の駐車場代です。架空の家賃ではありません。

 それらを「事務所の維持に必要とされる経費」として記載しなさい、と決めているのは選挙管理委員会です。

 ちなみに、朝のテレビのコメンテーターさんが、
「またしても政治資金規正法の抜け穴を縫って」
  と、不正をしているかのようにおっしゃってましたが、どうなんでしょうかね。

 詳しい説明は、私のwebsiteに載せています。

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