ついに第4世代となる新型の「iPhone 4」が登場、性能が飛躍的に向上

もはや毎年恒例となった、開発者を対象とした世界的イベント「Worldwide Developers Conference（WWDC）」が、日本時間の6月8日午前2:00からサンフランシスコで開催されています。

マルチタスクやさまざまな機能を盛り込んだ最新バージョンとなる「iPhone OS 4」やiPad向けアプリケーション、Mac OS Xなどについてのセッションが開かれる同イベントにおいて、第4世代の新型iPhoneとなる「iPhone 4」が正式発表されました。

詳細は以下から。
Live WWDC 2010 keynote coverage ? gdgt live

MacRumors.com : Live Coverage - Worldwide Developers Conference 2010

Live from Apple's WWDC 2010

SlashGear Live Coverage - Macworld, WWDC, and Special Events

受付の様子

いよいよ始まります。なお、周囲にはMacBookやiPadユーザーがワンサカいるとか。

2:07
Ustreamでの中継が軒並み陥落しています。

2:10
スティーブ・ジョブズが登場

iPadは10ヵ国で販売中。7月には19ヵ国に拡大するほどの順調ぶりです。

電子書籍の販売数も500万部に。1台のiPadあたり、2.5冊が売れた計算です。

そしてAppleがオープンなプラットフォームとしてHTML5を強く推進していくことを表明。

2:29
アプリの話が続く中、ついにiPhoneに関する話題に移行しました。iPhone OSがアメリカで28％のシェアを占めているのに対して、Androidはわずか9％にとどまることを指摘。

2:31
ついに新型となる「iPhone 4」が発表されました。

これが「iPhone 4」

従来よりも24％薄い、9.3mmの薄型スマートフォンとなりました。

従来の4倍の解像度、LEDフラッシュ付きカメラなどを備えたモデルとなっていますが、なんだかどこかで見たことのあるデザインです。

1インチあたり326ピクセルという高解像度に。

iPhone 3GS（左）とiPhone 4（右）を比較したところ。解像度の違いがよく分かります。

800:1のコントラスト比を実現した960×640の3.5インチIPS液晶を搭載。

中身はこんな感じ。iPad同様、microSIMカードを採用しています。

iPadに採用されている「A4プロセッサ」を採用

バッテリー持続時間。

最大容量は32GB、下り最大7.2Mbpsおよび上り最大5.8MbpsのHSDPA/HSUPAに対応。デュアルマイクでノイズキャンセリングが可能なほか、IEEE802.11nの無線LANを備えています。

6軸のモーションセンサーが搭載されます

カメラは500万画素で30fpsで720pのHD動画撮影にも対応。4.99ドル（約460円）で販売される編集ソフト「iMovie」を利用することで、撮影した動画をiPhone 4で編集することも可能です。

また、4月に発表された「iPhone OS 4」は……

「iOS4」へと名称変更

今月中にiPhoneやiPad、iPod touchを合わせた「iOS」採用デバイスの販売台数は1億台を突破する見込みです。

フロントカメラを利用することで、Wi-Fi接続時にビデオ通話ができるアプリ「FaceTime」も登場

価格はAT＆Tとの2年契約の場合、「iPhone 4」の16GBモデルが199ドル（約1万8200円）、32GBモデルが299ドル（約2万7500円）、そして「iPhone 3GS」の8GBモデルが99ドル（約9500円）になります。

アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、日本の5ヵ国で6月24日に先行発売。6月15日から予約受付が開始されます。

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