部屋作りの参考になるかもしれない、著名なアーティストたちの個性がにじみ出ている自宅の写真集
「キース・ヘリング」、「フランシス・ベーコン」、「パティ・スミス」、「ウィリアム・S・バロウズ」、「ジョン・ケージ」といった著名なアーティストたちが過ごした自宅の写真集です。
それぞれの作品に通じるような個性が部屋からもにじみ出ており、魅力的な内装は部屋作りの参考になるかもしれません。
アーティストたちの自宅は以下から。Flavorwire ≫ Creative Habitation: Inside Artists’ Living Spaces
◆マリーナ・アブラモヴィッチ
時には自分から、そして時には観客の手によって自らの肉体へ暴力を加える過激なパフォーマンスアートを行うマリーナ・アブラモヴィッチの自宅は2500㎡に及び、価格は150万ドル(約1億2132万円)ほどだそうです。
◆ジェフ・クーンズ
キラキラとしたキッチュな作品を多く作っているアメリカのアーティスト、ジェフ・クーンズの寝室はサーモンピンクの壁が目立つものの落ち着いた印象もあります。ちなみに、場所はニューヨークのマンハッタンです。
◆フランシス・ベーコン
具象絵画にこだわって活動した20世紀の画家フランシス・ベーコンが晩年に過ごした自宅兼仕事場。いかにも画家の仕事場という感じですが、場所はイギリスのロンドンとのこと。
◆パティ・スミス
70年代後半のニューヨークパンクシーン前後から音楽活動を始め、現在でも高い人気を誇る女性ロックスター、パティ・スミス。写真は1974年に住んでいたニューヨークのアパートです。
◆ウィリアム・S・バロウズ
映画化もした「裸のランチ」などで知られるビート・ジェネレーションを代表する作家の1人、ウィリアム・S・バロウズが暮らした部屋は、かつてYMCAのロッカールームだったところです。
◆キース・ヘリング
キース・ヘリングは80年代のアメリカで活躍したポップアート画家ですが、近年の日本では作品がプリントされたTシャツがユニクロから販売されているので、知名度は高めかもしれません。写真は彼と恋人のJuan Dubosが住んでいたニューヨークの一室で1983年に撮られました。彼らはキャンプ用のテントで寝ていたとのこと。
◆ジョン・ケージ
「4分33秒」という無音の作品で知られる実験音楽家ジョン・ケージが1982年にマース・カニンガムとルームシェアしていたアパートの一室。場所はニューヨークです。
◆John Ahearn
1983年に撮られた、写実的な彫刻を制作しているJohn Ahearnが住んでいたニューヨークのサウス・ブロンクス地区の部屋。
◆テイラー・ミード
作家・役者・パフォーマーのアメリカ人、テイラー・ミードが住んでいたニューヨークのアパートの家賃は1979年当時で月に75ドル(およそ18750円)。現在では460ドル(3万7237円)となっているそうです。
◆カール・ラガーフェルド
ドイツ出身の著名なファッションデザイナー、カール・ラガーフェルドの家には山ほどの書籍が整然と積み上がっています。
◆ジョージア・オキーフ
20世紀のアメリカで風景や花、動物の骨などを描き続けた女性画家、ジョージア・オキーフ。生前はニューメキシコ州に家を構えており、写真はキッチンの様子。ジョージア・オキーフミュージアムで実際に訪れることができるそうです。
◆ジュリアン・シュナーベル
若くして亡くなった画家「ジャン=ミシェル・バスキア」を描いた映画「バスキア」などで知られる、アメリカ人の映画監督であり画家でもあるジュリアン・シュナーベルはニューヨークに住んでいます。
◆フィンセント・ファン・ゴッホ
言わずと知れたオランダの画家ゴッホには、「ファンゴッホの寝室」という自宅の2階の部屋を描いた著名な作品があります。
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