仕事に役立つ才能のある人間を面接で見分けるための質問

By Victor1558

面接で尋ねられることは会社や仕事によって様々な内容があり、Googleでは「スクールバスにゴルフボールは何個入るか？」ということが聞かれることもあるようですが、顧客や仕事上のパートナーに上手く接し、チームをまとめる才能のある人間を見つけられる質問としてKevin Morrillさんが公開しているのが「The Most Revealing Job Interview Question」です。

The Most Revealing Interview Question - Referly Blog
http://refer.ly/blog/most-revealing-interview-question/

◆質問の設定

By GVAHIM

まず、以下のように述べて質問を設定します。

「何か私に説明して欲しい。トピックは何でもいいです。あなたの趣味や、読んだ本、取り組んだプロジェクト……何でも。説明は5分間で行ってください。5分間の最初のうちは私は何も知らないと想定し、最後に私はトピックにおいて最も重要な点は何かを理解しなければならない。5分間の間に私はあなたにいくつか質問するでしょうし、あなたもわたしに質問することができます。好きなだけ考えてくれて結構なので、始めたい時は教えてください」

質問を説明する時、何度も強調する点は「私に最も重要な点を理解させる」ことです。

◆共感

By by Janine

彼らが説明を始めたら、できる限り「ぽかんとした表情」を浮かべるようにします。「ふむふむ」あるいは「なるほど」というような会話の基礎となる合いの手を与えないのです。優秀な候補者はそのような反応を拾い、「これまでのことを理解しましたか？」と尋ねてきます。仕事上でもこのような優秀な候補者は同じように顧客に共感し、同様の行動を取ります。反対に共感が少ない候補者はプレゼンテーションとコミュニケーションを同じものと考え、聴衆を見失います。そのような開発者がどのように問題を解決するかを理解するのは難しく、建設的な話し合いを持つことも少ないでしょう。

類似のものを使った説明は最も優秀な候補者のうちの何人かが用います。その例として、Kevinさんはポーカーの基礎を学んでいる時に、ポーカーをプレイしたことがなくても基礎はバックギャモンの経験を利用する、ということ聞いた、とのこと。指導者は、バックギャモンではボード上の駒は双方のプレイヤーに分かるようにするけれど、ポーカーでは反対に隠す、と言いました。このようなタイプの説明は相手にアイデアを伝えることを成功させる近道なのです。

◆ゴールの方向と組織

By Pulpolux !!!

驚くべきことに、面接の際、答える前に熟考しない候補者は非常に多くいます。好戦的なタイプの候補者は、理解させたいことの箇条書きやアウトラインを頭の中に持っていないまま、説明を開始します。このことによって候補者が実際に仕事上でも組織のできていない、ゴールのない方向に行動することが予測できます。反対に物事を考え、いくつかの明快なポイントを持っている人々は、一緒に働いた人の中でも最良の仕事相手でした。コミュニケーションを取るのが簡単なだけでなく、彼らは仕事で結果を出すのです。

◆リーダーには「ノー」と言うガッツがある

By ~FreeBirD®~

上級職の立場として、面接官は5分間の最初に彼らのゴールとはほとんど関係のない質問をします。それに対し有能な候補者は丁寧に断りを入れ、話が不明瞭になることを防ぎ、話すべきトピックを強調します。彼らは面接の最中であり、聞かれたことを答えねばならない立場なので、これは一見アンフェアです。しかし、実際にはこれと同じことが仕事でもしばしば起こるため、「ノー」と言う事はチーム内の自信のある人々を会話に集中させるためのカギとなります。

◆積み重ね

By susivinh

200回以上の面接によって得られた事実として、通常、10人の候補者のうち1人か2人はこれらすべてのポイントにおいて上手くやります。

この質問は最も才能ある人とその他の人々とを分ける驚くべきツールであり、このことをシェアするのはリスキーでもあります。しかし、この質問は非常に役立つものである一方、これを読んだからといって簡単に実行できるものではない、とのことです。