Windows 8/8.1のシェアが10%を突破、ブラウザはIE11が急進中
OS・ウェブブラウザの最新シェアが発表され、Windows 8/8.1のOSシェアは10%を超え、Internet Explorer(IE)もシェアを伸ばしている状況が明らかになりました。デスクトップ・モバイル端末を含めた詳細なシェアは以下の通りです。
Windows 8.x breaks 10 percent, Internet Explorer 11 makes a splash | Ars Technica
http://arstechnica.com/information-technology/2014/01/windows-8-x-breaks-10-percent-internet-explorer-11-makes-a-splash/
◆総合ブラウザシェア(全世界)
2013年12月のPC・モバイル端末を合わせたウェブブラウザのシェアは、IEが約50%を占め、これにFirefox、Chrome、Safariが続く展開です。
◆デスクトップPCのブラウザシェア(全世界)
2013年12月のデスクトップPCのブラウザシェアは、IEが57.91%と首位ですが、先月からはわずかに0.45%シェアを落としています。Firefox・Safari・Operaもシェアを落とす中で、唯一、シェアをアップさせたのがChromeです。
12月こそシェアを落としたIEですが、1年間で3.14%もシェアを回復させており、2000年代中盤からの暗闇から脱出しつつあると言えます。
◆モバイル端末のブラウザシェア(全世界)
モバイル端末ブラウザでは首位を走るSafariですが、2013年12月のシェアは前月比0.61%減少。対照的に、Android標準ブラウザは1.37%の増加を記録しています。
2013年の1年間では、Safari・Opera Mini・BlackBerryがそれぞれシェアを落とす中で、Android標準ブラウザは3.33%、Chromeは7.68%とシェアを高めています。Chromeの年後半の急進は、Android4.xのリリースが予定よりも遅れて投入されたことの裏返しでもあるとのこと。
◆Chromeのバージョン・シェア
2013年12月時点で最も使われているChromeのバージョンは最新の「31」。しかし、正式リリース前の評価版「32」「33」も一定のシェアを占めています。
◆Firefoxのバージョン・シェア
Firefoxは最新バージョンの「26」よりも「25」の方がわずかに多い状況。こちらも、評価版が一定のシェアを持っています。
◆IEのバージョン・シェア
IEは最新バージョンの「11」が急進中で、2013年12月は前月比3倍増に。
◆OSシェア(全世界)
約9割とダントツのシェアを占めるWindowsの中で、Windows 8/8.1のシェアが急速に拡大。Windows 8のシェアが2013年12月でも0.23%の増加を示したのは、Windows 8.1ではなくWindows 8をプリインストールしたPCがなお市場に供給されているためです。なお、Windows XPは依然として高いシェアを保っており、Microsoftの思惑通りに事は運んでいない模様。
最新のIE11に対応していないWindows XPは、2014年4月9日にサポートが終了する予定となっています。
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