v1.6.3 リリース, RxJS がサポート開始, 和解に向けての動き 他
今週はv1.6.3のリリースがありました。 完全なチェンジログはGitHubで確認できます。
- fs: 一定の環境において
fs.writeFileSync()
、 append-modeのfs.writeFile()
、fs.writeFileSync()
によるファイル破損バグ報告が#1058であり、#1063 (Olov Lassus)にて修正されました。 - iojs: JavaScriptモジュールをパブリックAPIにさらすことなくコア内部でシェアできるように "internal modules" API が追加されました。この機能はコアのみで利用できます。#848 (Vladimir Kurchatkin)
- timers: タイマーにおけるマイナーバグが2つ修正されました。
- Windows: Windowsにおけるadd-on問題を軽減するために、コンパイルされたadd-on向けの"delay-load hook"が追加されました。#1251 (Bert Belder)
- V8: V8におけるマイナーバグの修正のため
4.1.0.27
にアップデート。 - npm: バージョンを
2.7.4
にアップデート 詳細はnpm CHANGELOG.mdを参照してください。
- タイマーと
unref()
にはまだ未解決の問題があります。詳細は#1152 - TLS 関連のメモリリークが依然として発生することがあります。詳細は #1075
- REPL 内のサロゲートペアがターミナルをフリーズさせることが可能です。#690
- 静的ライブラリとして io.js をビルドすることができません。#686
- child_process から生成された際の
process.send()
はドキュメントに記述されている通り、本来は同期的に実行されるはずですが、1.0.2 によって発生した不具合により非同期的に呼び出されてしまうようになりました。詳細は #760 そして issue #774 で修正中です。 dns.setServers()
を呼び出す間の DNS クエリが進行中にアサーションに失敗してプロセスをクラッシュさせることがあります。#894
- Scalewayが iojs テスト/ビルド環境用にARMリソースを提供。
- Node.js との和解についてのMedium記事: Help us reconcile node.js and io.js
- Reactive-Extensions/RxJSにてiojsサポートの追加。
- joyent/nodejs-advisory-board#30がマージされました。
- Mikeal Rogersが和解におけるプロジェクトライフサイクルとワーキンググループの扱いについてjoyent/nodejs-advisory-board#33を追加しました。
- Rod Vaggがiojs/io.js#1336にて、和解についてのディスカッションを開始しました。
- NodeConf のチケットが販売中です。6月8-9日にカルフォルニアのオークランドにて開催され、11-14日は NodeConf Adventure がウォーカークリークランチにて開催されます。
- CascadiaJS のチケットも販売中です。7月8-10日にワシントン州にて開催されます。
- NodeConf EU のチケットも販売中です。9月6-9日にアイルランドのウォーターフォードにて開催されます。
- NodeSchool Tokyo が4月12日に東京で開催されます。