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io.js ウィークリーアップデート 2015/05/22

io.js 1.8、2.0、2.1のリリース、コミュニティアップデート、イベント


io.js 1.8、2.0、2.1のリリース

今週は、v1.8.2v2.0.2v2.1.0の3つのリリースを行いました。完全なチェンジログは、GitHubで確認できます。

主な変更点

1.8.2

メンテナンスリリース

  • crypto: TLSのメモリ使用量を著しく減少させました (Fedor Indutny & Сковорода Никита Андреевич) #1529
  • npm: npmを2.9.0にアップグレードしました。詳細はv2.8.4v2.9.0のリリースノートを参照してください。

2.0.2

  • win,node-gyp: Windowsのアドオンの遅延読み込みのフックがデフォルトで適切に可能になりました。これは、リリースバージョン2.0.0では誤ってデフォルトがオフになっていました。 (Bert Belder) #1433
  • os: 現在のディレクトリが'/' にあるときに tmpdir() が行っていたスラッシュによる分割が issue を修正するために洗練されました。また、OSによって、どのスラッシュが使われるかということも考慮されました。(cjihrig) #1673
  • tls: デフォルトの暗号が gcm や aes128 を使うようにアップデートされました。(Mike MacCana) #1660
  • build: v8のスナップショットがv8のチームに提案されたように、再度デフォルトで可能になりました。以前のセキュリティの問題が解決されたからです。これでスタートアップする際とvmのコンテキストを作成する際の両方でパフォーマンスが改善するでしょう。(Trevor Norris) #1663
  • src: --require の前に他のフラグが使用された際に事前にロードしたモジュールが動かない問題が修正されました。(Yosuke Furukawa) #1694
  • dgram: send() のコールバックが非同期でなかったのが修正されました。(Yosuke Furukawa) #1313
  • readline: emitKeys はパースするのに十分になるまで、データをバッファするようになりました。これは、エスケープをパースする際のissueを解決しました。(Alex Kocharin) #1601
  • cluster: 適切に 'disconnect' を cluster.worker に送るようになりました。(Oleg Elifantiev) #1386
  • events: キャッチされないエラーはその状況を提供するようになりました。(Evan Lucas) #1654

2.1.0

  • crypto: ディフィー・ヘルマン鍵共有(DHE)のパラメータ('dhparams')は1024ビット以上の長さでなければエラーがスローされるようになりました。また、2048ビットより短いとコンソールに警告がでます。このセキュリティの懸念についての詳細な状況については、 https://weakdh.org/ をご覧ください。(Shigeki Ohtsu) #1739.
  • node: 新しいコマンドラインのフラグの --trace-sync-io は同期的なAPIが使用されるときにはいつでも警告とスタックトレースを出力します。これは、アプリケーションを遅くするであろう同期的な呼び出しを見つけるのに使われます。(Trevor Norris) #1707.
  • node: メソッドを繋げることを許可するために、 'net''dgram''http''https''tls' で使われる setTimeout()setKeepAlive()setNoDelay()ref()unref() メソッドはundefined の代わりに現在のインスタンスをリターンするようになりました。(Roman Reiss & Evan Lucas) #1699 #1768 #1779.
  • npm: v2.10.1にアップグレードされました。リリースノートは https://github.com/npm/npm/releases/tag/v2.10.1https://github.com/npm/npm/releases/tag/v2.10.0 で見ることができます。
  • util: console.log() で使われる util.format() の単一の文字列引数の規格の重要な速度の向上(約35%)がありました。(Сковорода Никита Андреевич) #1749.

既知の問題

現在の完全な既知の問題リストはこちらを参照してください。 https://github.com/nodejs/io.js/labels/confirmed-bug

  • beforeExit が実行されている最中の非参照のtimersに起因するいくつかの問題は、まだ解決されていません。詳細は #1264 を参照して下さい。
  • REPL 内のサロゲートペアがターミナルのフリーズを引き起こすことがあります。 #690
  • process.send() はドキュメントに記述されている通り、本来は同期的に実行されるはずですが、1.0.2 にて発生した不具合により非同期的に呼び出されてしまうようになりました。詳細は #760 を、修正については #774 を参照して下さい。
  • dns.setServers() を呼び出している間の DNS クエリが、進行中にアサーションに失敗してプロセスをクラッシュさせることがあります。#894
  • url.resolve は2つの完全なホストを解決しようとした際に url の auth の部分を移動する可能性があります。詳細は #1435 を参照してください。

コミュニティより

今後開催されるイベント

  • NodeConf Adventure のチケットが販売中です。6月11-14日にカリフォルニアのウォーカークリークランチにて開催されます。
  • CascadiaJS のチケットが販売中です。7月8-10日にワシントン州にて開催されます。
  • BrazilJS Conf のチケットが販売中です。8月21-22日にリオ・グランデ・ド・スール州のBarra Shopping Sulで開催されます。
  • NodeConf EU のチケットが販売中です。9月6-9日にアイルランドのウォーターフォードにて開催されます。