お座なり/おざなり

意味

おざなりとは、いい加減に物事を済ませること(さま)。その場限りの間に合わせ。

語源・由来

「お(御)」は接頭語、「ざ(座)」は座敷、「なり(形)」は形状を表す語である。
江戸時代には、「ざなり(座成)」や「ざしきなり(座敷成)」と用い、座敷(宴会の席)でその場だけの取り繕った言動をするさまを表した。
そこから、その場限りの間に合わせや、いい加減に済ませることを「おざなり」と言うようになった。

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