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油揚げの油抜きをするのはなぜ? メーカーの回答に目からウロコ

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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油揚げの写真

※写真はイメージ

油揚げは、きつねうどんやいなり寿司などの料理で活躍する食材です。食感もよく、甘辛く煮て食べるとおいしいですよね。

油揚げを調理する時に「油抜きをしましょう」といわれることがありますが、なぜ油抜きが推奨されるのでしょうか。

大豆を原料とした『凍り豆腐』『油揚げ』『味付け油揚げ』などの商品を製造している、株式会社みすずコーポレーション(以下、みすずコーポレーション)に取材しました。

『油抜き』は調味液を染み込みやすくするため!

みすずコーポレーションに油抜きをする理由を教えてもらいました。

調理をする時に、調味液を染み込みやすくするためです。

油抜きをおこなうことで、柔らかくジューシーな揚げになるといわれています。また、油っぽさも軽減されます。

油抜きをするのは、以下のようなメリットもあるとのこと。

調味液が染み込みやすくなることで、油揚げにもムラなく均等に味が付きやすくなります。少々面倒かもしれませんが、ひと手間かけることで油分をカットできます。

油揚げの写真

※写真はイメージ

油抜きをしたほうがいい料理とは

みすずコーポレーションによると、油抜きをしたほうがいい料理については、以下が挙げられるそうです。

召し上がる人のお好みにはなりますが、いなり寿司の皮やうどんにのせる場合、巾着料理、鍋料理やおでんなど、調味料や出汁の風味を生かしたい場合は、油抜きをおすすめします。

やはり、油揚げに味をしっかり染み込ませたい料理の場合は、油抜きをおこなったほうがよいようですね。

手軽にできる『油抜き』の方法

また、手軽な油抜きの方法についても教えてもらいました。

お湯を掛けるだけでも油抜きにはなります。

内部の油までは難しいかもしれませんが、表面の油を落とすことで調味液が染み込みやすくなります。

ざるに入れた油揚げに、お湯を掛けるなどが一番手軽でしょうか。

料理が水っぽくならないように、少し冷ましてから水気をしっかり切ることをおすすめします。

すぐに使用したいという場合は、ざるに入れてお湯を掛けた油揚げを、お玉の底などで、優しく押して水気を切るなどの方法もあります。

油抜きは、油揚げに味を染み込ませるために大切なポイントです。面倒くさいと思う人は「お湯を掛けるだけでも油抜きになる」とのことですので、ぜひ試してみてください。


[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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取材協力
株式会社みすずコーポレーション

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