中華系のiPhone買取業者を徹底的まとめ！新宿・池袋・秋葉原に多い？

iPhoneは買取相場がだいたい決まっている。日本の大手買取業者などは相場にきちんと従い、厳しい状態確認をおこなうため、少しの不良、ダメージで減額されてしまう。

だが、中華系の買取業者であれば、そんな相場を上回る高価買取が実現することもある。一見、怪しかったり怖いイメージもある中華系の買取業者だが、高価買取の噂は本当なのだろうか。今回は買取一丁目やモバイル一番などの有名な中華系のiPhone買取業者を徹底的にまとめてみた。なお、当コラムは2018年2月〜2024年5月までに執筆と更新をしており、それ以外の期間では情報や価格が変動する可能性があることをご留意いただきたい。

（2024年5月10日更新）

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中華系の買取業者は危険？

中華系の買取業者はなぜ怪しいにおいがするのだろう。閉鎖的で簡素な店舗を構えているせいなのか。当たり前のように日系の大手を数段上回る高額査定だからなのか。カタコトの日本語で接客されるからなのか。それとも日本では当たり前のような笑顔溢れる接客でないからだろうか。

でも逆に考えてみよう。店舗の過度な装飾や宣伝がないから、その分高く買い取れる可能性もある。また、笑顔こそないものの、人気店で多忙なため、省エネに効率よく働いている可能性もあるだろう。

別にわざわざ怪しくしているわけではなく、日本のサービス業が明るく開放的なイメージがあるだけで、海外でこのような店構えは特別おかしくはないだろう。

中古iPhoneは海外で販売？個人情報の取り扱いは？

日本の買取業者にiPhoneを売却する場合、その端末の行先を考えることは少ないかもしれない。だが、外国人の業者に買い取ってもらうとなると、急に端末の売却ルートが気になってくる。

海外、世界規模で悪用されたり、危険な業者に流れてしまうことなどはないのだろうかと心配になる人も少なくない。「個人情報が流出されることはないのか」など気にする人もいると思うが、この問題は国内で売却する際も同じだ。

買取前にデータの削除や初期化、iCloudなどからのサインアウトをきちんとおこなっておけば復元される可能性もない。「海外へ売却」と聞くと少し危険な感じもするが、実際は普通に中古iPhoneとして市場の商品になるだけだ。

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中華系の買取業者に売却するからといって悪用されてしまうかも、といった心配は基本的に不要だ。また、初期化前にはデータのバックアップを取っておくことを忘れないようにしよう。

中華系の買取業者が高価買取できる理由

実は彼らは消費税の還付金稼ぎというシステムで収益を上げており、1万円で買取した端末を1万円で海外に販売するだけで1,000円の利益が消費税分として国から返ってくるという仕組みで稼いでいるのだ。

日本では日本で仕入れて日本で再販するのでこのような同じ価格で仕入れて同じ価格で売るビジネスモデルはあり得ない。よって、中華系の買取店は日本のお店より高く買取しても構造的に利益が出てしまうのだ。

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中華系の買取業者は高価買取してくれる

日本の買取業者は中古端末の在庫を抱えることのリスクを避けるため、安く買取り、妥当な金額で販売する。

しかし、海外では日本よりも中古iPhoneの需要があり、高値で売れる。そのため、海外へ売り込む中華系の買取業者は高値で買い取ってくれるようだ。

中古のiPhoneなら、中華系の業者を選ぼう

新品・未使用のiPhoneであれば、日本の買取業者へ売ってもそれなりにいい値段で売れる。しかし、中古端末となるとチェックが厳しく減額となるパターンも多い。

動作確認や状態確認を細かく念入りにおこなうことはもちろん大切なことだが、売却する側としては買取価格に支障が出るのは悩ましいところ。

中華系の買取業者は、いい意味で査定がゆるく、多少の傷で大きな減額となるようなこともない。旧型による買取不可案件も少なく、査定も最小限の確認のみで済むことが多いようだ。

一方で、携帯商店(コリアン)や買取楽園など、新品の査定に力を入れていて、中古品はあまり買い取る気が無いケースなども存在する。

中古iPhoneの買取価格を中華系と日系で徹底比較

中華系の買取業者による、現在の中古のiPhoneの買取相場は以下のとおりだった。

以上は、2018/2/17時点の買取価格だ。フロントガラスがバキバキに割れているなどの不良もなく、普通に使用しているほどの状態ならば、上記の値段ほどで買い取られているようだ。

これはキャリア版の端末の買取価格であり、SIMフリーの端末ならさらに買取価格が高くなる可能性がある。

また、中華系ではない日本の買取業者の買取相場価格は以下のとおりだった。

最新モデルはどちらに売ってもさほど買取価格に大きな差はないものの、やはり旧型のiPhoneは買取価格に大きな差が出るのがわかる。旧型・中古品であれば、中華系の買取業者へ売るほうが高価買取を見込めるだろう。

2023年最新の買取価格

続いて、2023年11月時点での買取価格を比較した。

2024年最新の買取価格

続いて、2024年5月現在での買取価格を比較した。中華系業者の価格はモバイル一番の値を記載している。

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オークションサイトやフリマアプリなどを使うのはめんどう、取引の際のトラブルも不安。「ヒカカク！」は楽に高く売りたいとき、さまざまな買取業者の買取価格を比較できる相場情報サイトだ。

iPhoneはスマホ業界の重鎮的存在で、買取に出せば高く売れる。買取業者でも価格の競争が見られ、適切な業者に出せば、より高価買取が期待できるのだ。しかし、そのためには業者比較が必要だ。

最近は、オークションサイトやフリマアプリを活用してスマホを売る人も多いが、業者に出したほうがお得に売れることが多く、買取金額アップのサービスなども受けられる。また、売れ残ったり、後からクレームをつけられる可能性も低くはない。

だが、そんな問題も「ヒカカク！」なら解決できる。iPhoneの売却を考えている人はぜひ利用してみてほしい。

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中華系のiPhone買取業者まとめ

おすすめの中華系iPhone買取業者を紹介していこう。店舗の雰囲気や場所も紹介しているので、ぜひチェックしてほしい。

赤羽のモバイル一番（海峡通信）

ホームページは「モバイル一番」というショップ名になっているが、店舗は運営元の「海峡通信」の名前で営業している。

レトロな雰囲気漂う店舗は東京都北区の赤羽にて営業中だ。外国人スタッフは日本語も問題なく、毎日他店の買取価格をチェックするような真面目さがウリ。

飛び込み買取も可能だが、事前に電話で内容を伝えて仮査定をおこなうことをすすめているとのこと。電話で確認した金額で買取予約をし、翌日までに商品が到着するように発送すれば電話時の査定価格での買取を保証してくれるようだ。

iPhone買取価格

足立の買取ベストワン(旧トップワンモバイル)

買取ベストワン(旧トップワンモバイル)は秋葉原の近くの末広町が最寄り駅だ。雑居ビルの一室に店舗を構えており、一見入りにくい雰囲気だが、査定はいたって普通。むしろ日本の業者のような細かい査定をおこなってくれる。

買取価格は最高相場水準で、スタッフの対応も親切と評判だ。また、店頭買取だけでなく郵送買取もおこなっているので、遠方にお住まいで足を運べない人はぜひ郵送買取を依頼してみてはいかがだろうか。

iPhone買取価格

秋葉原のトゥインクルモバイル

トゥインクルモバイルは秋葉原のディープな世界を垣間見られる、秋葉原ジャンク通りに存在する。中古PCショップ「PCNET」の前の道を挟んだ反対側に存在するため、路地とはいえ人通りはあるので安心。

ただ周りのショップに比べ佇まいがさりげなく、見落としがちなので注意が必要。また、入り口も一見普通の住居のようなドアにショップの表札と、なんとも入りづらいが勇気を出して入店しよう。

買取自体は高額査定とスピーディな対応で利用した人たちの評価もピカイチのため、必要なのは入店時の勇気だけだ。

iPhone買取価格

外神田のモバイルヘッド

モバイルヘッドは、夜22時までと遅い時間まで営業しているのがありがたい。場所は秋葉原駅の雑居ビルの地下に存在する。

入り口に入るまでの下りの階段にはスマホ買取の内容の黄色い手書きPOPがたくさん貼られ、某有名激安ショップを連想させる。そんなポップな期待を裏切らず、店長さんもとても気さくな元気な人。日本人のため、言語の心配などはなし。

中華系業者のまとめに入れていいものか迷ったが、激戦区秋葉原の人気店なので紹介させてもらった。また、人気店のため調達資金がショートすることもしばしばあるようだ。

日々の買取状態はTwitter（X）にてリアルタイムで公開されているため、査定前にはつぶやきを確認してから店舗へ向かうことをおすすめする。

買取価格

モバイルヘッドでは買取価格は公開されていなかった。気になる人は直接査定へ出して確認してみよう。

【閉店】ミラインターナショナル

ミラインターナショナルが存在するのは、東京の新大久保。駅から徒歩1分の好立地でありながら、店舗があるのは一般的なマンションの一室のため、なんとも入りにくい雰囲気が漂っている。

店員の名前から別名「サザルくん」と呼ばれるなどの人気店。利用者も多く、室内で順番待ちが発生するほど。中に入ると刑務所の面会室のような窓越しのカウンターで査定が行われるため、怪しい雰囲気がすごい。

査定自体は問題ないが、難しい日本語は通じない可能性があるため、事前にホームページにて詳細を把握してから向かうことをおすすめする。

新大久保のゴールドラベンダー

ゴールドラベンダーも新大久保にて営業する携帯買取店だ。大久保通りから路地に入り、住宅やショップが入り組む場所に店舗がある。外に出ている看板が目印だ。

ビルの3階の一室を事務所として営業しており、12畳ほどの室内に買取カウンターがふたつ。開放的な空間で、バングラデシュ人と思われる店員が査定をしてくれるようだ。

社長は日本語も流暢で、接客も問題なし。法人買取も対応可能なので、該当の複数の端末を売却したい場合は、ぜひゴールド・ラベンダーを利用してみてはいかがだろうか。

iPhone買取価格

豊島のララモバイル

ララモバイルのホームページを開くと、真っ先に「日用品買取」と、化粧品の買取宣伝を載せているところが、まさに中華系といった雰囲気。

池袋の店舗に設置されている入口上部の看板は、なぜか調剤薬局の「処方せん受付」となっているため混乱するが、路面店なのであまり外観に怪しさはない。中に入るとカウンターのみで開放感のある空間。気さくな査定担当スタッフも評判で、日本語も問題なしとのことだ。

iPhone買取価格

池袋の買取一丁目

池袋駅の北口にある買取一丁目。

1階にファミマがあるようなしっかりしたビルに入っており、雰囲気に少し緊張感はあるものの、4階まで上がれば中の様子がうかがえるので、安心して入店できる。

店内にはウォーターサーバーがあり、水は飲放題。池袋界隈では、高価買取してくれる店舗として有名だ。参考買取価格をホームページに掲載しているので、査定前にぜひ参考にしてみてほしい。

iPhone買取価格

向原駅の買取ルデヤ

買取ルデヤは、ゲームやスマホを買取している業者だ。ほかにも、タブレットやカメラ、レンズなどを買取しており、中華系業者の中でも買取価格はトップクラス。中国と貿易をおこなっているため、高価買取を実現できている。

店舗は秋葉原と池袋にあり、駅からのアクセスも良い。また、宅配買取でも査定へ出せるため、店舗が近くない人は依頼してみよう。ただし、送料は自己負担となっているので注意してほしい。

iPhone買取価格

大阪なんばの森森買取

森森買取は、東京や関西に店舗を構える業者だ。ゲームやスマホ、家電やイヤホンなどを買取しており、ほかにも日用品や化粧品も売却できる。買取強化している商品も多数あり、専門のスタッフがスピーディーに買取してくれるだろう。

本店は秋葉原にあり、ほかには新宿や池袋、大阪に店舗がある。店頭では予約不要で持ち込み査定が可能で、査定料やそのほかの買取にかかる手数料も無料だ。スマホの買取は特に強化されているため、他店よりも高い価格で売却できるだろう。

iPhone買取価格

代々木の買取楽園

買取楽園は、スマホの買取店として人気が高い。スマホ以外には家電や日用品の買取をおこない、買取価格も相場より高くなっている。スマホはジャンク品状態でも売却でき、海外への販路を持っているからこそ高価買取が可能となっている。

店舗は新宿駅から徒歩4分、なんばの店舗は難波駅から徒歩1分というアクセスの良さだ。店頭買取以外には宅配買取での対応もしており、送料は自己負担となっているので、査定額が店頭よりも下がるのが難点だ。

iPhone買取価格

兵庫の買取携帯少年

買取携帯少年は、スマホやゲーム機の買取に特化している業者だ。画面が割れているスマホでも買取してもらえ、他店よりも高値で売れるだろう。買取強化キャンペーンも頻繁に実施されており、iPhoneは特に高い価格で買取してもらえる。

なお、店頭買取は携帯少年の運営会社であるイオシスがおこなっている。イオシスの店舗は東京や大阪、名古屋や福岡に展開されており、持ち込めばすぐに査定してもらえるだろう。特に秋葉原エリアは店舗も多いので、持ち込みもしやすい。

iPhone買取価格

大阪日本橋のワールドモバイル

ワールドモバイルは、スマホ専門の買取業者で都内や大阪、福岡など国内主要都市に店舗を展開している。

iPhoneとAndroidの買取に力を入れており、中でもジャンク品の買取を強化している。壊れていたり、画面割れしている端末でも買取可、ネットワーク利用制限△や付属品なしでも減額なしで買い取ってもらえる。

iPhone買取価格

画面割れのiPhone買取額を比較

水没や画面割れのジャンクスマホも買取可能なお店を以下でまとめている。ジャンク、故障品となると日本のスマホ修理店などを並行運営する店舗のほうが中華系より高く買取りしてくれる。

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まとめ

今回は中華系のiPhone買取業者を徹底的にまとめてみた。日本の大手買取業者とは違い、中華系の買取業者はそれぞれに個性が強く、紹介しきれない魅力が詰まっている。

意外とどこの業者もホームページはしっかり管理されており、参考にできるものばかりだった。買取方法や買取前の注意事項などは、各お店のホームページにて確認しよう。

また、おすすめ店がありすぎて買取業者を紹介しきれなかったため、当サイト ヒカカク！の買取業者検索サービスも有効に使いながら売却先を比較していただきたい。

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なお、中華系の買取店はスマホの次は日用品やニンテンドースイッチ、PS5の買取に力を入れているようだ。

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参考サイト

• ・モバイル一番（海峡通信）
• ・買取ベストワン
• ・トゥインクルモバイル
• ・モバイルヘッド
• ・ゴールドラベンダー
• ・ララモバイル
• ・買取一丁目
• ・買取ルデヤ
• ・森森買取
• ・買取楽園
• ・買取携帯少年
• ・ワールドモバイル