メタル・ジャスティス
メタリカのアルバム
メタル・ジャスティス(...And Justice For All)は、メタリカが1988年に発表したアルバム。オリジナル・アルバムとしては4作目。
『メタル・ジャスティス』 | ||||
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メタリカ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1988年1月-5月 | |||
ジャンル | スラッシュメタル | |||
レーベル |
エレクトラ・レコード ヴァーティゴ ソニーレコード ユニバーサル・ミュージック(リイシュー盤) | |||
プロデュース | メタリカ、フレミング・ラスムッセン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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メタリカ アルバム 年表 | ||||
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解説
ジェイソン・ニューステッド加入後としては初のオリジナル・アルバムだが、ベースの音がほとんど聞こえないミックスのため、物議を醸した。変拍子の多用や大作指向の楽曲から、allmusic.comでは「メタリカの作品中最も複雑で野心的」と評されている[1]。 歌詞の内容は主に司法システムの矛盾点や腐敗を歌っており、従来のヘヴィメタル・バンドの軽薄で重みの無い歌詞(ファンタジー、ドラッグやアルコール、自動車や二輪車、性的な内容)と比べ、知的であると新聞等のメディアに取り上げられた。
シングル「ワン」は、メタリカにとって初のミュージック・ビデオが制作され、同曲はグラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス部門を受賞。
収録曲
「ザ・プリンス」は日本盤ボーナス・トラックで、ダイアモンド・ヘッドのカヴァー。
- ブラッケンド - Blackened (Hetfield, Ulrich, Newsted)
- ...アンド・ジャスティス・フォー・オール - ...And Justice For All (Hetfield, Ulrich, Hammett)
- アイ・オブ・ザ・ビホールダー - Eye Of The Beholder (Hetfield, Ulrich, Hammett)
- ワン - One (Hetfield, Ulrich)
- ザ・ショーテスト・ストロー - The Shortest Straw (Hetfield, Ulrich)
- ハーヴェスター・オブ・ソロー - Harvester Of Sorrow (Hetfield, Ulrich)
- ザ・フレンド・エンズ・オブ・サニティ - The Frayed Ends Of Sanity (Hetfield, Ulrich, Hammett)
- トゥ・リヴ・イズ・トゥ・ダイ - To Live Is To Die (Hetfield, Ulrich, Burton)
- ダイアーズ・イヴ - Dyers Eve (Hetfield, Ulrich, Hammett)
- ザ・プリンス - The Prince (Sean Harris, Brian Tatler)