要友紀子

これはこのページの過去の版です。Siroi the darkness (会話 | 投稿記録) による 2022年6月17日 (金) 19:49個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

要 友紀子(かなめ ゆきこ、1976年 - )は、日本の人権活動家セックス・ポジティブ・フェミニストセックスワーカーの権利を求める活動を行っており、セックスワーカー当事者と支援者によって構成される団体「SWASH」(Sex Work And Sexual Health)の代表を務めている[1][2]

主張

性風俗産業に対する差別を告発しており、買春者処罰法は実際には買春者よりセックスワーカーが逮捕されることが多いとして批判している[3]。また、風俗嬢の実名報道の問題性を指摘している[4]

岡村隆史の風俗に関する発言について「不快感を与えるものだった」としながらも「社会は風俗に対して職業差別の意識もあり、男性の従業員もいるため、女性差別の問題と矮小化できるものではない」として岡村への過剰な非難を控えるように呼び掛けた[5]

日本における2019年コロナウイルス感染症の流行に応じて休校が行われた際に設置された保護者への助成金で、性風俗業者が対象外とされたことを批判し、SWASHとして厚生労働大臣加藤勝信宛に要望書を提出した[6][7]

著書

  • 『売る売らないはワタシが決める 売春肯定宣言』ポット出版、2000年。ISBN 978-4939015243 
  • 『風俗嬢意識調査 126人の職業意識』ポット出版、2005年。ISBN 978-4939015762 
  • 『セックスワーク・スタディーズ』日本評論社、2018年。ISBN 978-4535587243 

参考文献

外部リンク