エクセルパスは、九州旅客鉄道(JR九州)が発売する特急急行列車自由席が利用出来る定期乗車券である。九州新幹線西九州新幹線用の「新幹線エクセルパス」もある。

概説

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特急定期券の設定区間内の、特急列車自由席が利用出来る[1]。有効期間の設定は、通勤・通学共1箇月・3箇月・6箇月である。別に座席指定券グリーン券を買い求めれば、指定席グリーン席も利用出来る。又、特急停車駅以外からも利用出来る(特急利用区間は最初の特急停車駅相互間となる)。

エクセルパス用回数券

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  • エクセルパスと併用して指定席・グリーン席に利用出来るが、DXグリーン席・ゆふDX展望席新幹線には利用出来ない。
  • 乗車特急列車毎に1枚必要になる。

※平成27年3月31日に発売終了。

沿革

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  • 1989年(平成元年)7月1日 - 発売開始。
  • 1998年(平成10年)10月1日 - 下半期販売促進キャンペーンの一環として、社内の誰もが利用出来る企業用特急定期券「エクセルパス」を発売。博多小倉間限定。1箇月5万5000円(48%割引)
  • 2004年(平成16年)3月13日 - 九州新幹線用の「つばめエクセルパス」発売開始。
  • 2005年(平成17年)10月1日 - 福岡市内への通勤・通学者向けに、JRの特急列車と福岡市営地下鉄を1枚の定期券で乗り継げるエクセルパスを発売
  • 2011年(平成23年)3月12日 - 九州新幹線全線開業に伴い、九州新幹線定期乗車券を「新幹線エクセルパス」に改称。
  • 2022年(令和4年)9月23日 - 西九州新幹線の開業に伴い、「新幹線エクセルパス」に西九州新幹線の各区間を設定。

SUGOCAによる発行

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在来線用のエクセルパスは、SUGOCAに載せることも可能である[2]。なお、SUGOCA定期券は紛失時の再発行が可能であるが、SUGOCAエクセルパスを紛失した場合、乗車券部分のみが再発行の対象となる[3]

備考

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  • 小倉駅では、鹿児島本線との競合区間である西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽新幹線小倉 - 博多間を同社の「FREX」とエクセルパスとの値段の比較をしている広告が掲示されている。
  • 「新幹線エクセルパス」は他の新幹線定期券と異なり、6か月用も発売されている。博多 - 鹿児島中央間の通勤6か月定期券は、1,211,140円(2020年6月現在)と高額である[4]

脚注

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  1. ^ かつては急行列車・ホームライナーも利用できた。
  2. ^ SUGOCAの種類 九州旅客鉄道、2013年9月21日閲覧。
  3. ^ 各種お手続き|再発行 九州旅客鉄道、2013年9月21日閲覧。
  4. ^ 「(22)新幹線エクセルパス発売額」『JR時刻表』第686巻、交通新聞社、2020年6月、944頁。 

関連項目

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外部リンク

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