エリサベト訪問(エリザベトほうもん)とは、キリスト教において、おとめマリアエリサベトを訪問したこと(ルカ福音書1:39-56)。またそのことを記念する典礼暦における祝日(5月31日、もと7月2日)である。

カトリックでは、ロザリオの祈りを唱える際、喜びの玄義のうち第2のものとして黙想されるできごとである。

福音書における記述

編集

マリアは、エリサベトが身ごもって6か月になることを受胎告知の折に告げられて、出かけてエリサベトを訪ねていった。エリサベトと胎内の子(洗礼者ヨハネ)は聖霊に満たされ、エリサベトはマリアを祝福した。マリアはマニフィカトを歌って主を賛美し、エリサベトのもとに3か月ほど滞在した。

祝日

編集