前橋工科大学
前橋工科大学(まえばしこうかだいがく、英語: Maebashi Institute of Technology)は、群馬県前橋市上佐鳥町460-1に本部を置く日本の公立大学。1952年創立、1997年大学設置。大学の略称は前工大、MIT。
前橋工科大学 | |
---|---|
5号館(旧大学院棟) | |
大学設置 | 1997年 |
創立 | 1952年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 公立大学法人前橋工科大学 |
本部所在地 |
群馬県前橋市上佐鳥町460-1 北緯36度21分48.29秒 東経139度4分55.56秒 / 北緯36.3634139度 東経139.0821000度座標: 北緯36度21分48.29秒 東経139度4分55.56秒 / 北緯36.3634139度 東経139.0821000度 |
学部 | 工学部 |
研究科 | 工学研究科 |
ウェブサイト | http://www.maebashi-it.ac.jp/ |
沿革
編集学部・学群(学科)
編集学群(2022年度入学者から)
編集- 建築・都市・環境工学群
- 情報・生命工学群
学科(2021年度入学生をもって募集を停止)
編集大学院・専攻
編集同じ課程内ならば、専攻している科目以外の単位を取得することも可能で、上限の範囲内で卒業に必要な単位として認められる。
各専攻とも昼夜開講制を採用しており、夜間・休日に開講される講義を受講することで修了に必要な単位を取得できる。このため日中の勤務を終えてから登校する社会人学生もいる。また、地方で勤務する技術者・研究者にとって貴重な再教育の機会を提供している。
大学関係者と組織
編集大学関係者一覧
編集機関・施設
編集付置研究機関
編集- 地域連携推進センター
地域連携推進センターは、地域・産業界・国内の研究機関と連携し、地域のまちづくりと産業の発展に貢献、かつ大学の知見の提供の窓口となることで、工科系大学の教育・研究の成果を広く地域社会の還元するための機関である。
附属施設
編集- 附属図書館
学生食堂
編集キャンパス内の「メイビットホール」と呼ばれる厚生施設の2階に学食(正式名称グリーンポエム)があり、学外者も利用できる。営業時間は11:00~13:30[注 1]。
揚げ物を使用したメニューが充実しており、特に「メンハム定食」(メンチカツとハムカツの定食)や「かきあげ丼」が人気。日替わり定食は「工科定食」、コロッケ定食は「コロコロ」と呼ばれている[要出典]。
売店
編集「メイビットホール」に隣接して売店がある。講義に参加する上で必要な道具、教科書はこの売店で購入できる。学期始めの教科書販売期間中は営業時間が延長される。本学のオリジナルグッズである「学章入りレポート用紙」もこの売店で購入可能である。
キャンパスへのアクセス
編集最寄駅はJR前橋駅で、駅から4kmほど離れている。大学正門前に永井運輸のバス停があるが本数は少ない。
駐車場は比較的広く、遠方から通学する学生や、夜間主コースに在籍する社会人は自動車通学の者が多い。
学生生活
編集食事
編集大学周辺にはコンビニや食堂などがあり、主な店舗としてローソンがある。その他にも、ラーメン店、うどん店、パン屋などの飲食店が点在している。
また、学生の半数は他県出身者であるため独り暮らしの学生が多く、大学に寮が設けられていないこともあり、自炊を行う学生も多い。ヤオコーやカワチなどのスーパーマーケット、2007年に開店したショッピングモールけやきウォーク等が用いられる。
学祭
編集学園祭は毎年11月初旬に開催されている。様々なイベントが企画されるが、目玉は芸人を招くお笑いライブである。
対外関係
編集単位互換協定
編集協定先の大学で開講されている授業を受けることができ、上限の範囲内で専門選択科目の単位として認定される。
教育・研究の連携
編集科学技術の振興、および地域文化の発展のために、構成員・学術の交流、教育研究の相互協力を行っている。
- 群馬大学
- 前橋商工会議所
白馬セミナーハウスの共同利用
編集高崎経済大学が所有するセミナーハウスを利用できる。
所在地は長野県白馬村。研究室のゼミ合宿やスキー旅行などに用いられる。
国外大学との連携
編集不祥事
編集2007年度、2008年度の学生便覧に掲載した教育理念が、岡山大学の教育理念を無断で引き写したものであった。大学の「教育理念」3項目は岡山大学の理念の順序を入れ替え、語尾のみ丁寧文に直した文章であり、工学部の「育成のための教育理念」5項目は岡山大学の理念とほぼ同一の文章であった。2008年6月ごろに教員の指摘で発覚し、同年11月26日に公表された[1]。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 前橋工科大:岡山大から教育理念を無断引用 「です」「ます」調以外…学長認め謝罪 - 毎日新聞、2008年11月26日(インターネット・アーカイブ)