南山
大韓民国の山
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南山(ナムサン)は、大韓民国の首都ソウル特別市の旧市街の南に位置する海抜262メートルの山。
南山 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 남산 |
漢字: | 南山 |
発音: | ナムサン |
英語: | Namsan |
南山ケーブルカーで頂上まで登れる。また、階段もあり、途中の見晴台から市内を望むことができる。 韓国の諺に“南山から石を転すと、金氏の家でなければ李氏の家に入る”というものがある。韓国人の姓に「金」と「李」が特に多いことを示すものである。
施設
編集頂上にはNソウルタワーが建つ。ソウル市内・周辺向けのテレビ・FMラジオ放送電波は、ここから送信されている。
朴正煕政権下の中央情報部(KCIA、現・国家情報院)は、その所在地から南山と通称された。また、北朝鮮による日本人拉致のための乱数放送のオープニングに使われた歌曲は、「南山の青い松」であった。
日本統治時代には南山の中腹に官幣大社の朝鮮神宮が建てられ、他にも国幣小社京城神社と京城護国神社があった。独立後はその跡地付近に金九の銅像と安重根義士記念館、慰安婦像が建てられた。