多比良駅
長崎県雲仙市国見町多比良乙にある島原鉄道の駅
多比良駅(たいらえき)は、長崎県雲仙市国見町多比良乙にある島原鉄道島原鉄道線の駅である。
多比良駅* | |
---|---|
駅舎(2017年1月) | |
たいら TAIRA | |
◄神代 (3.9 km) (2.4 km) 有明湯江► | |
所在地 | 長崎県雲仙市国見町多比良乙200-2 |
所属事業者 | 島原鉄道 |
所属路線 | ■島原鉄道線 |
キロ程 | 29.4 km(諫早起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
**179人/日(降車客含まず) -2018年- |
乗降人員 -統計年度- |
358人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)5月10日 |
備考 | 業務委託駅 |
* 2019年に多比良町から改称。 ** 年間乗車人員を日数で除算 |
歴史
編集駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する地上駅。二つのホームは互い違いに設置されており、南側のホームが有明湯江方、北側のホームが神代町方にずれている。駅舎は南側のホームの神代町方、南側に接して置かれており、南側のホームの中ほどに置かれた待合所と向かい合う。
2つのホームを結ぶ構内踏切が2本あり、駅舎の前と待合所の前、及び北側ホームの島鉄湯江方の端と南側ホームのほぼ中央を、それぞれ結んでいる。なお、2つの構内踏切に遮断機・警報機はない。
当駅は全国的に有名なサッカーの強豪校である長崎県立国見高等学校の最寄り駅であり、南側ホームの待合所には、この国見高等学校サッカー部の活躍を称え、サッカーボールを模した石碑が建立されている。
駅舎は平屋建てで、内部には駅の事務室と旅客の待合室がある。有人駅。自動券売機設置は無く、切符を待合室内の窓口で販売している。なお、集札は行っていないためワンマン列車では運賃は車内収受となる。
のりば
編集のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■島原鉄道線 | 上り | 本諫早・諫早方面 | |
2 | 下り | 島原船津・島原港方面 |
利用状況
編集2018年度の年間乗車人員は65,356人、降車人員は65,138人であった[2]。
近年の年間乗車人員、降車人員の推移は以下の通り。
年度 | 年間 乗車人員 |
年間 降車人員 |
---|---|---|
2000年(平成12年) | 133,453 | 128,012 |
2001年(平成13年) | 126,579 | 122,292 |
2002年(平成14年) | 116,474 | 114,852 |
2003年(平成15年) | 119,074 | 117,854 |
2004年(平成16年) | 104,238 | 105,209 |
2005年(平成17年) | 103,083 | 102,577 |
2006年(平成18年) | 94,554 | 92,322 |
2007年(平成19年) | 84,023 | 82,312 |
2008年(平成20年) | 77,808 | 73,673 |
2009年(平成21年) | 81,870 | 78,998 |
2010年(平成22年) | 86,378 | 83,551 |
2011年(平成23年) | 83,649 | 79,695 |
2012年(平成24年) | 81,858 | 77,350 |
2013年(平成25年) | 77,639 | 74,203 |
2014年(平成26年) | 74,231 | 71,458 |
2015年(平成27年) | 78,355 | 73,932 |
2016年(平成28年) | 78,674 | 74,121 |
2017年(平成29年) | 73,908 | 68,821 |
2018年(平成30年) | 65,356 | 65,138 |
駅周辺
編集駅の北側は国道251号がすぐ近くを東西に通る。その北側に漁協関係などの建物があり、有明海が広がる。ちなみに、駅の南側は駅前から東南方向に市街地が広がっており、商店がある。
バス路線
編集駅には乗り入れないが、国道251号に多比良駅前停留所があり、下記に向かう路線が発着する。
- 高速バス
- 路線バス
隣の駅
編集脚注
編集- ^ 「10月以降の鉄道・バスの各種変更について」島原鉄道 お知らせ 2019年8月23日(リンク切れ。アーカイブ)
- ^ 第67版(令和2年)長崎統計年鑑 - 長崎県
関連項目
編集外部リンク
編集- 多比良駅 - 島原鉄道