大綱引の恋(おおつなひきのこい)は日本の映画恋愛映画2020年10月30日に鹿児島にて先行公開され、2021年5月7日より順次全国公開。主演は三浦貴大知英

大綱引の恋
監督 佐々部清
脚本 篠原高志
製作 西田聖志郎
出演者 三浦貴大
知英
比嘉愛未
中村優一
松本若菜
西田聖志郎
朝加真由美
升毅
石野真子
金児憲史
金井勇太
伊嵜充則
安倍萌生
月影瞳
小倉一郎
恵俊彰(友情出演)
沢村一樹(友情出演)
音楽 富貴晴美
主題歌 AIStory
撮影 早坂伸(J.S.C)
編集 大畑英亮
制作会社 シネムーブ
製作会社 「大綱引の恋」フィルムパートナーズ
配給 ショウゲート
公開 日本の旗 2020年10月30日(鹿児島)
日本の旗 2021年5月7日(全国)
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 1000万円[1]
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あらすじ

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有馬武志は、鳶職の跡取りで、消防団員、韓国語が得意な35歳独身。鹿児島県薩摩川内市で毎年9月秋分の日の前日に行われる伝統行事「川内大綱引」に情熱を燃やしている。奥手な性格や男社会の仕事も相まって彼女がいない。

父・寛志は鳶職有馬組の親方で「大綱引」の師匠。東京で働いていて、川内には戻らないと言った武志に不満を持っている。

ある日、武志は韓国人女性研修医ヨ・ジヒョンとともに、川内駅で倒れた老人の命を救う。二人は名を告げず別れたが、後日、韓国語通訳のボランティアで運命的に再会し、恋に落ちる。

一方、有馬家では母・文子が「鳶職有馬組の女将、家事の定年退職」を宣言し、妹・敦子も巻き込み混乱に陥る。

さてそんな中、武志はジヒョンとの仲を父に反対されるのではと不安に思うが、「大綱引」に向かって二人の恋は燃え上がり、結婚を意識するようになる。ところが、「大綱引」直前にジヒョンから「2週間後に韓国に戻って病院に勤務しなければならない」と告げられる。

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キャスト

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スタッフ

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  • 監督:佐々部清
  • 脚本:篠原高志
  • 音楽:富貴晴美
  • 主題歌:AIStory
  • 企画・製作・原案:西田聖志郎
  • プロデューサー:臼井正明
  • 撮影:早坂伸(J.S.C)
  • 照明:守利賢一
  • 録音・整音:藤丸和徳
  • 美術:若松孝市(A.P.D.J)
  • 美術デザイン:山下修侍(A.P.D.J)
  • 編集:大畑英亮
  • スクリプター:山下千鶴
  • キャスティング:空閑由美子
  • 助監督:山本亮
  • 製作担当:古森正泰
  • 題字:髙﨑正治
  • 宣伝:MUSA
  • 配給:ショウゲート
  • 制作協力:シネムーブ
  • 製作:「大綱引の恋」フィルムパートナーズ、パディハウス
  • 後援:薩摩川内市、川内大綱引を継承する会、川内大綱引保存会、川内商工会議所
  • 特別協賛:鹿児島銀行、鹿児島相互信用金庫、富士産業株式会社
  • 特別協力:ANA

派生物

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映画を記念して2020年9月に山元酒造が同名の焼酎を発売した[5]

脚注

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  1. ^ キネマ旬報』 2022年3月下旬特別号 p.39
  2. ^ 全国公開決定!全国版ポスタービジュアル、解禁!”. 映画『大綱引の恋』公式サイト. 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ 作品情報”. 映画『大綱引の恋』公式サイト. 2021年6月5日閲覧。
  4. ^ 大綱引の恋”. hmhm (2021年6月3日). 2021年6月5日閲覧。
  5. ^ https://www.satsuma-godai.co.jp/news/2020-09-19/

外部リンク

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