安住の地
『安住の地』(あんじゅうのち)は2000年から2002年に小学館『月刊IKKI』で連載された山本直樹の青年漫画作品。 作中では明記されていないが、『ビリーバーズ』の続編であることをうかがわせる描写が複数見られる。
概要
編集実在するかどうかさえも作中において曖昧な街が舞台。様々な理由でこの街に流れ着いた日本人たちを描写している。
登場人物
編集- ミナミ
- 主人公。父親の海外赴任でこの国にやってきたが、戦火に巻き込まれ戦災孤児となる。
- ニシ
- 西の崖の番人。
- ヒガシ
- 東の崖の番人。
- リアルマン
- ボウリング場に住んでいる謎の男。この街を作ったとも言われている。容姿は『ビリーバーズ』のある登場人物と共通している。
- 親切屋
- 闇物資屋。※現地人。
- アイ&マコト
- TVの企画でこの辺境の国までやってきたお笑いコンビ。
- コンビニの店長
- この街でコンビニエンスストアを経営している未亡人。
- コンビニバイト
- コンビニの店員。店長とたった二人でこの店の勤務シフトに耐えている男。
- ミナミの父親の元部下
- 名前無し。ミナミを騙してヒモとなる。
単行本
編集ワイド版全2巻。