建設科(けんせつか)は、高等学校専修学校短期大学あるいは職業訓練施設において、建設の基本的な知識・技術あるいは技能を修得させる学科あるいは訓練科。

建設科を設置している施設では、建築科土木科の内容を併せ持っていることが多いが、実質的に土木科である場合もある。「建設工学科」「建設システム科」などとも呼ばれる。

高等学校の工業科の専門科目のうち、「建設設計製図」、「建築構造」、「建築施工」、「建築構造設計」、「設備計画」、「建築法規」、「土木施工」や「建築実習」、「土木実習」などを中心に学習し、建設力学建築材料および環境等の基礎基本を学ぶ。

2級建築施工管理技士の受験資格は、建設業法第27条に基づき、建築に関する実務経験を大学若しくは高等専門学校等の指定学科以外の場合は4年6ヶ月以上、高等学校の指定学科以外の場合は11年6ヶ月以上で発生する。

また、労働安全衛生法等の関係で小型車両系建設機械運転特別教育修了証を取得できる。

おもな設置施設

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関連項目

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