槇峰駅
槇峰駅(まきみねえき)は、宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折にあった高千穂鉄道高千穂線の駅(廃駅)である。
槇峰駅 | |
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休止中の駅舎(2008年9月) | |
まきみね MAKIMINE | |
◄亀ヶ崎 (2.7 km) (2.4 km) 日向八戸► | |
宮崎県西臼杵郡日之影町大字七折111-1 | |
所属事業者 | 高千穂鉄道 |
所属路線 | ■高千穂線 |
キロ程 | 29.1 km(延岡起点) |
電報略号 | コネ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
59人/日(降車客含まず) -2003年度- |
開業年月日 | 1939年(昭和14年)10月11日[1] |
廃止年月日 | 2008年(平成20年)12月28日 |
備考 |
歴史
編集- 1939年(昭和14年)10月11日:国有鉄道日ノ影線の駅として開業[1]。
- 1972年(昭和47年)7月22日:貨物および荷物の取扱を廃止[2]。無人駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[1]。
- 1989年(平成元年)4月28日:第三セクター転換により高千穂鉄道の駅となる[4]。
- 1995年(平成7年)12月:電子閉塞導入と同時に、交換設備を設ける(再設置)。
- 2005年(平成17年)9月6日:台風14号による被害で高千穂線が全線運休となる。
- 2007年(平成19年)9月6日:高千穂線延岡 - 当駅間廃止。
- 2008年(平成20年)12月28日:高千穂線当駅 - 高千穂間廃止により廃駅。
駅構造
編集島式ホーム1面2線の地上駅である。当駅は駅舎を併設する無人駅であった。
かつては駅舎に面した所にホームがあったほか、交換設備や側線を持つ構造だったが、槇峰鉱山の閉山後は棒線化された。その後、1995年(平成7年)に電子閉塞化された際に交換設備の再設置が行われた。2007年(平成19年)の部分廃止後は名目上高千穂線の終端駅となっていたが、運行再開がないまま翌年に残存区間も廃線となった。
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営業当時のホームの様子(列車内から)
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ホーム跡(2014年5月)
利用状況
編集1日平均乗車人員は59人であった。(2003年度)
駅周辺
編集- 国道218号
- 宮崎県道214号上祝子綱の瀬線
- 宮崎県道237号北方高千穂線 - 駅前を通る宮崎県道。
- 宮崎交通「槙峰」停留所
- 槇峰大橋[4]
- 旧綱ノ瀬橋梁[5][6]
- 五ヶ瀬川
- 綱の瀬川
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、771頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第162号”. 官報. (1972年7月22日)
- ^ 「通報 ●高千穂線行縢駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年7月22日、4面。
- ^ a b 鈴木文彦「ローカル線の実態と問題を現地に見る61 高千穂鉄道」『鉄道ジャーナル』第31巻第3号、鉄道ジャーナル社、1997年3月、76-83頁。
- ^ “綱ノ瀬橋梁”. 九州の近代土木遺産. 土木学会西部支部事務局. 2017年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
- ^ “旧綱ノ瀬橋梁及び第三五ヶ瀬川橋梁 [旧綱ノ瀬橋梁]”. みやざき文化財情報. 宮崎県文化財課. 2023年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月11日閲覧。