沼田 哲(ぬまた さとし、1942年4月11日[1] - 2004年6月19日)は、日本歴史学者青山学院大学教授。

1942年、沼田次郎の長男として熊本県熊本市に生れる。父の東京大学史料編纂所勤務にともない埼玉県浦和市(現さいたま市)にうつり、埼玉県立浦和高等学校を経て1966年東京大学文学部国史学科卒業、同大学院に進学。1973年弘前大学専任講師。1987年青山学院大学文学部助教授、1987年同教授。

日本近世・近代の儒学思想史を専門とし、元田永孚研究の第一人者として活躍するが、2004年6月19日に現職のまま呼吸器不全のため死去[1]

著書

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  • 『元田永孚と明治国家 - 明治保守主義と儒教的理想主義』 (吉川弘文館、2005年)

編著

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  • 『元田永孚関係文書』 (山川出版社、1985年)
  • 『明治天皇と政治家群像 - 近代国家形成の推進者たち』 (吉川弘文館、2002年)
  • 『「東北」の成立と展開 近世・近現代の地域形成と社会』 (岩田書院、2002年)

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.462