牛込柳町駅
牛込柳町駅(うしごめやなぎちょうえき)は、東京都新宿区原町二丁目にある、東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅である。駅番号はE 04。
牛込柳町駅 | |
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西口(2019年9月19日撮影) | |
うしごめやなぎちょう Ushigome-yanagicho | |
◄E 03 若松河田 (0.6 km) (1.0 km) 牛込神楽坂 E 05► | |
所在地 | 東京都新宿区原町二丁目32 |
駅番号 | E04[1] |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | ●[1]大江戸線 |
キロ程 | 3.8 km(都庁前起点) |
電報略号 | 柳[2](駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[都交 1]18,826人/日 -2022年- |
開業年月日 | 2000年(平成12年)12月12日 |
歴史
編集駅名の由来
編集「旧牛込区の市谷柳町にある駅」であることから命名された。駅所在地は駅本屋の位置の都合上市谷柳町に隣接する原町となっているが、駅自体は主に市谷柳町の下にある。建設当初の仮称駅名は「柳町駅」だった。
かつてはこの地区にも路面電車(都電13系統・新宿駅前 - 水天宮前)が走っていたが、1970年に廃止され、そのまま代替の地下鉄が建設されない地区の一つだった。東京都庁の西新宿移転に伴う新しい地下鉄建設の経路決定にあたり、牛込地区ではこの都電13系統の経路を踏襲することになった。当時の牛込柳町停留所と同じ位置に地下鉄駅を建設したため、駅名も最終的には「牛込柳町駅」が採用された。30年ぶりに牛込柳町という名称が復活したことを地元は歓迎した。
なお、市谷柳町の名については、牛込区(新宿区の前身の一つ、東京市の行政区)の南地域のことを市谷といい、この地域に属していたことによる。柳町の名は、江戸時代植物の柳の木が多く見られる地区だったことに由来する。付近に他に柳町が存在するわけではないので、あえて市谷を冠する必要もなく、単に柳町と呼ばれることも多い(中央区の日本橋人形町を「人形町」と呼称するのと同じ)。
駅構造
編集東出入口とコンコースを結ぶエレベーターは、当駅建設前から建てられていたビル内に設置されている。2017年9月9日より供用が開始された南東口にもエレベーターが設置されている[4]。
のりば
編集番線 | 路線 | 行先[5] |
---|---|---|
1 | 都営大江戸線 | 新宿西口・都庁前・(都庁前のりかえ)光が丘方面 |
2 | 飯田橋・両国方面 |
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
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牛込柳町駅南東口(2018年)
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東口(2019年9月19日)
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ホーム(2017年12月19日)
利用状況
編集2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は18,826人(乗車人員:9,545人、降車人員:9,281人)である[都交 1]。開業当初の乗車人員の見込みは、7,000人であった[6]。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[8] |
1日平均 乗車人員[9] |
出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 4,909 | [* 1] | |
2001年(平成13年) | 6,156 | [* 2] | |
2002年(平成14年) | 7,022 | [* 3] | |
2003年(平成15年) | 15,039 | 7,508 | [* 4] |
2004年(平成16年) | 15,711 | 7,860 | [* 5] |
2005年(平成17年) | 15,916 | 7,921 | [* 6] |
2006年(平成18年) | 16,181 | 8,090 | [* 7] |
2007年(平成19年) | 17,363 | 8,708 | [* 8] |
2008年(平成20年) | 18,434 | 9,297 | [* 9] |
2009年(平成21年) | 18,380 | 9,261 | [* 10] |
2010年(平成22年) | 18,481 | 9,290 | [* 11] |
2011年(平成23年) | 18,531 | 9,348 | [* 12] |
2012年(平成24年) | 19,134 | 9,573 | [* 13] |
2013年(平成25年) | 19,508 | 9,781 | [* 14] |
2014年(平成26年) | 19,686 | 9,883 | [* 15] |
2015年(平成27年) | 19,863 | 9,982 | [* 16] |
2016年(平成28年) | 20,144 | 10,142 | [* 17] |
2017年(平成29年) | 20,596 | 10,378 | [* 18] |
2018年(平成30年) | 21,158 | 10,679 | [* 19] |
2019年(令和元年) | 21,251 | 10,748 | [* 20] |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]16,250 | [都交 2]8,245 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]17,507 | [都交 3]8,884 | |
2022年(令和 | 4年)[都交 1]18,826 | [都交 1]9,545 |
駅周辺
編集駅周辺は閑静な住宅街。ただし駅上にある市谷柳町交差点は大久保通りと外苑東通りの交差点で交通量は多い。西隣の若松河田駅までは徒歩で数分であり、中間地点付近には両駅への案内が掲示されている。
バス路線
編集大久保通りと外苑東通りに「牛込柳町駅」停留所がある。この停留所は、当駅開業前の2000年12月11日までは「牛込柳町」を名乗っていた。
外苑東通り上
大久保通り上
隣の駅
編集脚注
編集出典
編集- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ “安全施工管理責任者講習会テキスト” (PDF). 東京都交通局. 2021年5月14日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ a b 『大江戸線牛込柳町駅新設南東口供用開始のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東京都交通局、2017年9月1日。オリジナルの2017年9月5日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ “牛込柳町 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ “大江戸線国立競技場~六本木~上野御徒町~都庁前間の開業について”. 東京都交通局. 2000年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月15日閲覧。
- ^ 新宿区の概況 - 新宿区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
東京都交通局 各駅乗降人員
- ^ a b c d 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。