粘土鉱物
粘土鉱物(ねんどこうぶつ、英語: clay mineral[1])とは、粘土を構成する鉱物で[2]、主成分は層状ケイ酸塩鉱物(フィロケイ酸塩鉱物)である[3]。
概要
編集金属イオン(アルミニウム、ナトリウム、カルシウム等)とケイ酸が連結しできたシートが、層状に形成されている。このシートの間隙に水や金属イオン、場合によっては有機物まで容易に取り込み放出することから、湿度調整やイオン交換性、触媒など、機能性材料として、生活用品をはじめ多様な分野で利用されている。また、セラミック素材や陶器の原料として利用されている。
イオン交換、触媒など機能面については「沸石」を参照
主な粘土鉱物
編集脚注
編集参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 粘土基礎講座I 日本粘土学会