鈴木達夫
鈴木 達夫(すずき たつお、1935年 - )は、日本の撮影監督、映画カメラマン。静岡県出身。
すずき たつお 鈴木達夫 | |
---|---|
生年月日 | 1935年 |
出生地 | 静岡県 |
職業 | 撮影監督 |
主な作品 | |
『太陽を盗んだ男』 『少年時代』 『梟の城』 『母と暮せば』 |
略歴
編集岩波映画製作所を経てフリーになり、1965年に『水で書かれた物語』で撮影を担当した。その後は日本アート・シアター・ギルドを中心に数々の劇映画の撮影に従事し、多くの監督たちから信頼され、黒木和雄、長谷川和彦、寺山修司、篠田正浩らの作品の撮影を担当している。ドキュメンタリー出身のため、手持ちカメラによるアクティブな映像を得意としながらも、画面構成や撮影技術にも長けており、多くの傑作を生み出している。
2021年、第44回日本アカデミー賞会長功労賞を受賞[1]。
撮影担当作品
編集- 水で書かれた物語(1965年)
- 処刑の島(1966年)
- とべない沈黙(1966年)
- 女のみづうみ(1966年)
- 非行少年 陽の出の叫び(1967年)
- 薔薇の葬列(1969年)
- キューバの恋人(1969年)
- 明日また生きる(1970年)
- 修羅(1971年)
- 赤い鳥逃げた?(1973年)
- 卑弥呼(1974年)
- 修羅雪姫 怨み恋歌(1974年)
- 田園に死す(1974年)
- 桜の森の満開の下(1975年)
- 祭りの準備(1975年)
- 青春の殺人者(1976年)
- ボクサー(1977年)
- 太陽を盗んだ男(1979年)
- 夕暮まで(1980年)
- 制覇(1982年)
- 草迷宮(1983年)
- 海燕ジョーの奇跡(1984年)
- 最後の博徒(1985年)
- 結婚案内ミステリー(1985年)
- 波光きらめく果て(1986年)
- ちょうちん(1987年)
- アラカルト・カンパニー(1987年)
- 疵(1988年)
- TOMORROW 明日(1988年)
- マリリンに逢いたい(1988年)
- ドグラ・マグラ(1988年)
- レディ!レディ(1989年)
- ラッフルズホテル(1989年)
- 少年時代(1990年)
- チー公物語 ネズミ小僧のつくりかた世紀末版(1991年)
- ご挨拶(1991年)
- グッバイ・ママ(1991年)
- 寝盗られ宗介(1992年)
- シンガポールスリング(1993年)
- 横浜ばっくれ隊(1994年)
- 集団左遷(1994年)
- 写楽(1995年)
- 瀬戸内ムーンライト・セレナーデ(1997年)
- 秘祭(1998年)
- 梟の城(1999年)
- 長崎ぶらぶら節(2000年)
- 千年の恋 ひかる源氏物語(2001年)
- 父と暮せば(2004年)
- 深紅(2005年)
- ロストクライム -閃光-(2010年)
- 始まりも終わりもない(2012年)
- こどもしょくどう(2018年)
脚注
編集- ^ 第44回 日本アカデミー賞 優秀賞決定!、日本アカデミー賞公式サイト、2021年2月17日閲覧。
外部リンク
編集- 鈴木達夫 - 日本映画データベース
- 鈴木達夫 - allcinema
- 鈴木達夫 - KINENOTE
- Tatsuo Suzuki - IMDb