1964年のスポーツ
できごと
編集- 1月29日~2月9日 - 第9回インスブルックオリンピック開催
- 2月1日 - 大相撲の栃ノ海晃嘉、横綱免許
- 2月20日 - 世界スピードスケート選手権、軽井沢で開幕
- 2月22日 - 大相撲に、ハワイ出身のジェシー・クハウルア(後の高見山)がアメリカ人初の力士として入門
- 2月25日 - ボクシングのカシアス・クレイがソニー・リストンに勝ち、世界ヘビー級チャンピオンになった[1]。
- 3月20日~22日 - 第1回日本ラグビーフットボール選手権大会開催
- 5月17日 - 慶應義塾大学の渡辺泰輔、東京六大学野球で初の完全試合
- 6月27日 - 国体夏季大会、新潟地震のため中止
- 8月20日 - 国立代々木競技場が完成
- 8月31日 - 野球の村上雅則[2]、日本人初の大リーガーに
- 9月3日 - 日生球場の近鉄×南海戦で1回裏南海・スタンカが近鉄・チャックに投げたビーンボールを巡って大乱闘、両者退場となる日本プロ野球史上初の不祥事に
- 9月23日 - 読売ジャイアンツの王貞治が、1シーズン55本塁打の日本記録を達成した。
- 9月26日 - 大相撲の部屋別総当り制、1965年初場所から実施決定
- 10月3日 - 日本武道館開館
- 10月10日~24日 - アジア初のオリンピック、東京オリンピック開催
- 11月2日 - 第1回日本労働者スポーツ祭典、国立霞ヶ丘競技場陸上競技場などで開催
- 11月8日~14日 - アジア初のパラリンピック(国際身体障害者スポーツ大会)開催
- 11月15日 - シンザンが菊花賞を制し戦後初の三冠馬になった[3]。
総合競技大会
編集- 第9回インスブルックオリンピック(1月29日~2月9日) - 日本の獲得メダル:なし
第9回インスブルックオリンピック | |||||
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順位 | 国・地域名 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | ソビエト連邦 | 11 | 8 | 6 | 25 |
2 | オーストリア | 4 | 5 | 3 | 12 |
3 | ノルウェー | 3 | 6 | 6 | 15 |
4 | フィンランド | 3 | 4 | 3 | 10 |
5 | フランス | 3 | 4 | 0 | 7 |
6 | ドイツ | 3 | 3 | 3 | 9 |
7 | スウェーデン | 3 | 3 | 1 | 7 |
8 | アメリカ | 1 | 2 | 3 | 6 |
9 | オランダ | 1 | 1 | 0 | 2 |
10 | カナダ | 1 | 0 | 2 | 3 |
詳細はインスブルックオリンピックを参照 |
第18回東京オリンピック | |||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | 国・地域名 | 金 | 銀 | 銅 | 計 |
1 | アメリカ | 36 | 26 | 28 | 90 |
2 | ソビエト連邦 | 30 | 31 | 35 | 96 |
3 | 日本 | 16 | 5 | 8 | 29 |
4 | 東西ドイツ統一チーム | 10 | 22 | 18 | 50 |
5 | イタリア | 10 | 10 | 7 | 27 |
6 | ハンガリー | 10 | 7 | 5 | 22 |
7 | ポーランド | 7 | 6 | 10 | 23 |
8 | オーストラリア | 6 | 2 | 10 | 18 |
9 | チェコスロバキア | 5 | 6 | 3 | 14 |
10 | イギリス | 4 | 12 | 2 | 18 |
詳細は東京オリンピックを参照 |
アイスホッケー
編集- スタンレーカップ決勝(1963-1964シーズン)
- トロント・メープルリーフス (4勝3敗) デトロイト・レッドウィングス
大相撲
編集- 一月場所(蔵前国技館・12日~26日)
- 三月場所(大阪府立体育館・8日~22日)
- 幕内最高優勝 : 大鵬幸喜(15戦全勝,13回目)
- 十両優勝 : 栃王山裕規(12勝3敗)
- 五月場所(蔵前国技館・10日~24日)
- 七月場所(名古屋市金山体育館・6月21日~7月5日)
- 九月場所(蔵前国技館・6日~20日)
- 幕内最高優勝 : 大鵬幸喜(14勝1敗,14回目)
- 十両優勝 : 義ノ花將城(12勝3敗)
- 十一月場所(福岡スポーツセンター・8日~22日)
- 幕内最高優勝 :大鵬幸喜(14勝1敗,15回目)
- 十両優勝 : 追風山裕邦(13勝2敗)
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):大鵬幸喜(69勝11敗10休)
競馬
編集- シンザンが3冠馬になった。
ゴルフ
編集世界4大大会(男子)
編集サッカー
編集→「1964年のサッカー」を参照
自転車競技
編集ロードレース
編集- 第47回ジロ・デ・イタリア
- 総合優勝:ジャック・アンクティル(フランス)
- 第51回ツール・ド・フランス
- 総合優勝:ジャック・アンクティル(フランス)
- アンクティルが、ツール・ド・フランス史上初となる4連覇と5勝を果たし、ファウスト・コッピ以来のダブルツールをも達成する。
テニス
編集グランドスラム
編集- 全豪選手権 男子単優勝:ロイ・エマーソン(オーストラリア)、女子単優勝:マーガレット・スミス(オーストラリア)
- 全仏選手権 男子単優勝:マニュエル・サンタナ(スペイン)、女子単優勝:マーガレット・スミス(オーストラリア)
- ウィンブルドン 男子単優勝:ロイ・エマーソン(オーストラリア)、女子単優勝:マリア・ブエノ(ブラジル)
- 全米選手権 男子単優勝:ロイ・エマーソン(オーストラリア)、女子単優勝:マリア・ブエノ(ブラジル)
バスケットボール
編集- NBAファイナル(1963-1964)
- ボストン・セルティックス(東) (4勝1敗) サンフランシスコ・ウォリアーズ(西)
バレーボール
編集→「1964年のバレーボール」を参照
ボクシング
編集- カシアス・クレイがソニー・リストンをTKOでくだし、世界ヘビー級王者についた。
野球
編集→「1964年の野球」を参照
ラグビー
編集- 第1回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝
誕生
編集- 1月1日 - 増田明美(千葉県、マラソン)
- 1月25日 - レパード玉熊(青森県、ボクシング)
- 1月31日 - 中嶋千尋(東京都、ゴルフ)
- 2月16日 - ワレンティナ・エゴロワ(ロシア、マラソン)
- 3月12日 - 陣内貴美子(熊本県、バドミントン)
- 3月18日 - ボニー・ブレア(アメリカ、スピードスケート)
- 3月24日 - 石原辰義(佐賀県、スピードスケート)
- 4月3日 - ビャルヌ・リース(デンマーク、自転車競技)
- 4月13日 - デービス・ラブ3世(アメリカ、ゴルフ)
- 4月24日 - 梅嵜英毅(福岡県、バスケットボール)
- 5月19日 - ミロスラフ・メチージュ(チェコスロバキア、テニス)
- 6月11日 - ジャン・アレジ(フランス、レーシングドライバー)
- 6月17日 - ミハイル・グロス(ドイツ、水泳)
- 6月19日 - ケビン・シュワンツ(アメリカ、オートバイレーサー)
- 6月26日 - トミ・マキネン(フィンランド、ラリードライバー)
- 6月26日 - ジェイミー・エグルトン(カナダ、フィギュアスケート)
- 7月9日 - ジャンルカ・ヴィアッリ(イタリア、サッカー)
- 7月16日 - ミゲル・インドゥライン(スペイン、自転車競技)
- 7月25日 - 植田辰哉(香川県、バレーボール)
- 8月3日 - ネイト・マクミラン(アメリカ、バスケットボール)
- 8月7日 - 木村厚子(埼玉県、競艇、+2003年)
- 8月20日 - 山下佐知子(大阪府、マラソン)
- 8月22日 - マッツ・ビランデル(スウェーデン、テニス)
- 8月28日 - リー・ジャンセン(アメリカ、ゴルフ)
- 9月7日 - アンディ・フグ(スイス、格闘家、+2000年)
- 9月13日 -池上裕次(埼玉県、競艇)
- 9月22日 - 俵信之(北海道、競輪)
- 9月22日 - ヴラディミル・ヴァイス(スロバキア、サッカー)
- 9月25日 - 東出剛(千葉県、競輪、+2004年)
- 9月30日 - 小山ちれ(中国→日本、卓球)
- 10月5日 - 橋本聖子(北海道、スピードスケート)
- 10月16日 - アベベ・メコネン(エチオピア、マラソン)
- 10月18日 - 井上悦子(東京都、テニス)
- 10月27日 - メアリー・マーハー(アメリカ、水泳)
- 11月3日 - 神取忍(神奈川県、プロレス)
- 11月17日 - クシシュトフ・ヴァジハ(ポーランド、サッカー)
- 12月8日 - 長与千種(長崎県、プロレス)
- 12月18日 - 東海辰弥(富山県、アメリカンフットボール)
- 12月23日 - 越和宏(長野県、スケルトン)
- 12月26日 - 岡川恵美子(東京都、テニス)
- 12月28日 - 山口香(東京都、柔道)
- 12月31日 - 秋山エリカ(福岡県、新体操)
死去
編集- 1月19日 - フィルマン・ランボー(ベルギー、自転車競技、*1886年)
- 2月13日 - パトリック・ライアン(アメリカ、陸上競技、*1887年)
- 6月6日 - アルビナ・オシポウィッチ(アメリカ、水泳、*1911年)
- 6月23日 - 市岡忠男(長野県、野球、*1891年)
- 11月28日 - ビル・ペルヘレ(フィンランド、陸上競技、*1897年)
- 12月21日 - アルガーノン・キングスコート(イギリス、テニス、*1888年)
脚注
編集- ^ ムハマド・アリ・ノック・アウト・ソニー・リストン 2023年2月7日閲覧
- ^ 南海ホークスにも在籍したことがある
- ^ 翌1965年に天皇賞、有馬記念も制覇し、初の五冠馬になっている