SO-01G
ドコモ スマートフォン Xperia Z3 SO-01G(ドコモ スマートフォン エクスペリア ゼットスリー エスオーゼロイチジー)は、ソニーモバイルコミュニケーションズによって開発された、NTTドコモの第3.9世代移動通信システム(Xi)と第3世代移動通信システム(FOMA)のデュアルモード端末である。ドコモ スマートフォン(第2期)のひとつ。
グローバルモデル | |
キャリア | NTTドコモ |
---|---|
製造 | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
発売日 | 2014年10月23日 |
概要 | |
OS | Android 4.4.4→5.0.2→6.0.1 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC 2.5GHz (クアッドコア) |
音声通信方式 | 3.9G:VoLTE(LTE) 3G:FOMA(W-CDMA) 2G:GSM |
データ通信方式 | 3.9G:Xi 3G:FOMA(HSDPA・HSUPA) 2G:GSM 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac) |
形状 | ストレート型 |
サイズ | 146 × 72 × 7.3 mm |
質量 | 約152 g |
連続通話時間 | 約1080分(LTE) 約810分(3G) 約740分(GSM) |
連続待受時間 | 約750時間(静止時・3G) 約640時間(静止時・LTE) 約570時間(静止時・GSM) |
充電時間 | 約155分[1] |
バッテリー | 3100mAh |
内部メモリ | ROM:32GB RAM:3GB |
外部メモリ | microSD (最大2GB・ドコモ発表) microSDHC (最大32GB・ドコモ発表) microSDXC (最大128GB・ドコモ発表) |
日本語入力 | POBox Plus |
FeliCa | FeliCa/NFC |
赤外線通信機能 | 非対応 |
テザリング | Wi-Fi:10台 Bluetooth:5台 USB:1台 |
Bluetooth | 4.0[2] |
放送受信機能 | ワンセグ[3] フルセグ(録画不可・データ放送対応)[4] モバキャス[5] FMラジオ |
外部接続 | microUSB MHL 3.0 ヘッドセット接続端子 |
備考 | 実使用時間:81.0時間 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT トリルミナスディスプレイ for mobile |
解像度 | FHD (1920×1080ドット) |
サイズ | 5.2インチ |
表示色数 | 約1677万色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約2070万画素裏面照射積層型CMOS Exmor RS for mobile |
機能 | 顔検出AF 4K UHD撮影機能 手ブレ補正 タイムシフトビデオ ARエフェクト |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約220万画素CMOS Exmor R for mobile |
機能 | 顔検出AF |
カラーバリエーション | |
White | |
Black | |
Copper | |
Silver Green | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
概要
編集Xperia Z2(SO-03F)の後継機種で、NTTドコモ向けのSony Xperia Z シリーズでは4代目となる。Xperia Z・Xperia Z1・Xperia Z2のデザインを継承し、画面サイズはZ2同様の5.2インチを採用。カメラに関してはZ2同等の「Exmor RS for mobile」(2070万画素)だが、新たにISO感度12800の高感度撮影に対応したほか、35mm銀塩カメラ換算の画角が27mm相当から25mm相当になり、より広角となった。
同社が発売するウォークマンシリーズの流れを汲み、他社製品と比較してオーディオ機能が充実している事が特徴で、Z2同様デジタルノイズキャンセリングヘッドホンとUSBデジタル出力でのハイレゾ音源(最大192kHz/24bit)再生に対応している。また、本機種からは新たに単体でのハイレゾ音源(最大96kHz/24bit)再生対応を付加し、圧縮音源の高音質化技術である「DSEE HX」を搭載している[6]。連続音楽再生時間は約130時間[7]。BluetoothはaptXコーデックをサポートしており、高音質なワイヤレス音声再生が可能。なお、可逆圧縮音声フォーマットとしてFLAC、Apple Losslessには対応しているが、WMA losslessは非対応。他に、日本独自機能としてはワンセグ・フルセグ・NOTTV・おサイフケータイに対応している。
CPUはZ2と同じくQualcomm Snapdragon 801だが、最高クロック周波数が2.3GHzから2.5GHzに上がった。OSは初期状態でAndroid 4.4が搭載され、2015年7月28日からはグローバルモデルに続いてAndroid 5.0へのアップデートが可能となったが、テレビの不具合が見つかったために一時中断し、9月15日に再開されている。2016年8月9日にAndroid 6.0へのアップデートが開始された。
ちなみに、SO-02Gと同様に本機種よりNTTドコモ向けのXperiaシリーズのキャリアロゴ(NTT docomo Xi)の位置が、(ソニーエリクソン時代を含むと非Xi端末のSO-02D、SO-03D以来)従来の前面から裏面に、ドコモUIMカードのサイズが従来の「ドコモminiUIMカード」から「ドコモnanoUIMカード」へ変更されている。
キャッチコピーは「あらゆる瞬間を、美しく。」。
この節の加筆が望まれています。 |
搭載アプリ
編集この節の加筆が望まれています。 |
PC連携アプリケーション
- PC Companion(現在は非サポート。 今後はXperia Companionが推奨される)[8]
- Sony Bridge for Mac(現在は非サポート。 今後はXperia Companionが推奨される)[9]
- Xperia Companion
プリインストールアプリケーション
- Video Unlimited
- 電子書籍Reader by Sony
- PlayStation Mobile
- PlayStation
- What's New
- ニュース from Socialife
- FMラジオ
- OfficeSuite
- Sony Select
- WALKMAN
- 連絡先
- ダイヤル
- ムービー
- TrackID
- TrackID TV
- Xperia Lounge Japan
- TV SideView
- Evernote
- ファイルコマンダー
- アルバム
- ミュージック
- テレビ
- 取扱説明書
- おサイフケータイ
- カメラ
- Gmail
- Eメール
- マップ
- ハングアウト
- Playストア
- YouTube
- ブラウザ
- スケッチ
- カレンダー
- アラーム[要曖昧さ回避]と時計
- 電卓
- 設定
- Google+
- 写真
- Google設定
- Playムービー&TV
- メッセージ
- Chrome
- Playブックス
- Playゲーム
- ドライブ
- 音声検索
- Lifelog
- Movie Creater
主な機能
編集主な対応サービス | |||
---|---|---|---|
タッチパネル/加速度センサー | Xi[10]/FOMAハイスピード[11]/VoLTE | Bluetooth | DCMX/おサイフケータイ/NFC/かざしてリンク/ |
ワンセグ/フルセグ/モバキャス | メロディコール | テザリング | WiFi IEEE802.11a/b/g/n/ac |
GPS | ドコモメール/電話帳バックアップ | デコメール/デコメ絵文字/ |
iチャネル |
エリアメール/ソフトウェアーアップデート自動更新 | デジタルオーディオプレーヤー(WMA・MP3他)/ハイレゾ音源 | GSM/3Gローミング(WORLD WING) | フルブラウザ/ |
Google Play/dメニュー/dマーケット | Gmail/Google Talk/YouTube/Picasa | バーコードリーダ/名刺リーダ | ドコモ地図ナビ/ドコモ ドライブネット/Google Maps/ストリートビュー |
この節の加筆が望まれています。 |
歴史
編集- 2014年9月3日(現地時間) - ドイツ・ベルリンの家電展示会「IFA 2014」にてソニー及びソニーモバイルコミュニケーションズよりグローバルモデル発表。この時点で日本国内での販売も予告されていた[12]。
- 2014年9月30日 - NTTドコモより発表・事前予約開始。
- 2014年10月23日 - 発売開始[13]、当日にアップデート開始。
- 2015年7月28日 - Android 5.0.2にアップデート。
- 2016年7月12日 - 内蔵電池の寿命を長く維持するために、充電量を調節する機能を追加。
- 2016年8月9日 - Android 6.0.1にアップデート。本機種と、SO-02Gにおいて、PC Companionや後継のXperia Companion等の、PCを用いたOSのアップグレードが不可能となる。[14]
- 2019年5月31日 - 修理受け付け終了。
アップデート・不具合など
編集- 2014年10月23日のアップデート[15]
- 音声着信中にXiエリアからFOMAエリアに移動すると切断される場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号が23.0.B.0.384から23.0.B.1.1になる。
- 2014年11月27日のアップデート[15]
- 通話中、相手の声に雑音が混入する場合がある不具合を修正する。
- ビルド番号が23.0.B.0.384、23.0.B.1.1から23.0.B.1.13になる。
- 2015年2月5日のアップデート
- VoLTE発信時においてまれに呼び出し音が正常に聞こえない場合がある。
- 2015年5月14日のアップデート
- 使用状況によって、電池の減りが早くなる場合がある。
- 2015年7月28日のアップデート
- Android 5.0にアップデート
- 特定のサイトを閲覧中に「バック」キーをタップするとエラー画面が表示される場合がある。
- ビルド番号:23.1.B.1.160
- 2015年9月15日のアップデート
- 2015年7月28日のアップデートにより、一部地域にてテレビの視聴ができない場合がある。
- ビルド番号:23.1.B.1.197
2016年7月12日のアップデート
- 内蔵電池の寿命を長く維持するため、充電量を調節する機能を追加。
- ビルド番号:23.1.B.1.317
2016年8月9日のアップデート
- Android 6.0.1にアップデート
- NOTTVアプリを削除。ならびにFMラジオアプリにてワイドFM受信に対応。
- ブラウザアプリの履歴が正常に表示されない場合がある。
- ノイズキャンセリングヘッドホン MDR-NW750N/MDR-NC750に対応
- ビルド番号:23.5.B.0.303
脚注
編集- ^ ACアダプタ 05(別売)利用時
- ^ 対応プロファイル:HSP、HFP、OPP、SPP、HID、A2DP(aptX/SBC対応)、AVRCP、PBAP、PAN(PAN-NAP/PANU対応)、HDP、MAP、DID、HOGP
- ^ 連続視聴時間:約420分
- ^ 連続視聴時間:約330分
- ^ 連続視聴時間:約450分
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ http://www.sonymobile.co.jp/support/software/pcc/2.3/
- ^ http://www.sonymobile.co.jp/support/software/bridge-for-mac/
- ^ 受信時:150Mbps/送信時:50Mbps
- ^ 受信時:14Mbps/送信時:5.7Mbps
- ^ Sony Japan | ニュースリリース | IFA 2014出展について2014年9月3日
- ^ 報道発表資料 :2014-2015冬春モデルの2機種を発売 -「ドコモ スマートフォン GALAXY Note Edge SC-01G(Charcoal Black)」「ドコモ スマートフォン XperiaTM Z3 SO-01G」- | お知らせ | NTTドコモ
- ^ http://www.sonymobile.co.jp/product/update/docomo/marshmallow/
- ^ a b XPERIA Z3 SO-01Gの製品アップデート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
関連項目
編集- ソニーモバイルコミュニケーションズ
- Xperia
- Sony Xperia Z シリーズ
- Xperia Z2 SO-03F - 先代機種。
- Xperia Z3 Compact SO-02G - 兄弟機種。
- SOL26 - au向けの兄弟機種。
- SoftBank 401SO - ソフトバンクモバイル向けの兄弟機種。
外部リンク
編集
|