コンテンツにスキップ

「千乃正法」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Furuclub (会話 | 投稿記録)
m 編集中
Vege 2283 (会話 | 投稿記録)
m #article-section-source-editor
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 iOSアプリ編集
 
(19人の利用者による、間の46版が非表示)
1行目: 1行目:
{{出典の明記|date=2012年7月}}
{{未検証|date=2008年8月}}
{{未検証|date=2008年8月}}
'''千乃正法会'''(ちのしょうほうかい) とは、[[千乃裕子]](ちのゆうこ、[[本名]]は増山英美。[[旧姓]]、生橋英美。[[大阪府]][[池田市]]出身。[[梅花女子大学短期大学部|梅花短期大学英文科卒業]]。1934年1月26日 - 2006年10月25日、72歳で[[死去]])が[[1977年]]に[[設立]]した[[宗教団体]]である。[[宗教]]と[[科学]]は[[宇宙]]の真理を別の側面から追求したもので本来は同じものであるとする「宗教と科学の一致論」を唱えている。
{{千乃正法}}
'''千乃正法会'''(ちのしょうほうかい) は、[[千乃裕子]]を代表とする[[啓蒙]]団体である。[[1977年]]に設立された。


== 概要 ==
千野祐子は、『天国の扉』『天国の証』にて地上に於ける任務を表明した。
[[カルト|カルト教団]]であると指摘する者もいるが、団体は否定している。明文化された[[教典]]のようなものは持たない。また、[[共産主義]]を絶対悪とし、[[日本共産党]]などを批判するビラを配布するなど、[[反共主義|反共]]思想も強い。


[[GLA総合本部|GLA]]教団の[[教祖]]の[[高橋信次 (宗教家)|高橋信次]]が亡くなった際に、千乃裕子が高橋信次の後継者は自分であるべきという旨を主張したが、GLA教団からは入会を断られたようであり、同教団に在籍した事実は無い。
「天上界の神々」が[[霊能]]を通して千野祐子に頼み事を為せりと。


* 千乃正法会としての宗教法人認証はなく、エルアール出版(かつては「ジェイアイ出版」)が母体になっている。
「天上界の神々の言葉」を「天上界の神々の秘書として」貴方を介して「地上の人々に」伝えて戴きたいと。

その神々の名告りは『[[エホバ]]』・『[[ミカエル]]』・『[[ラファエル]]』
・『[[ガブリエル]]』・『[[サリエル]]』・『[[ラグエル]]』・『パヌエル』『[[ウリエル]]』であった。

このようにして、千野祐子なる「[[エホバ]]の[[預言者]]」の任務は出発した。

『天上界のメッセイジ』

二十世紀末、「天上界の神々」は千乃祐子ら千乃正法会の[[霊能者]]を介して,

「[[啓示宗教]]」・「[[預言者]]」・「[[啓示]]」・「[[天国]]の[[神]][[仏]]の実体」

・「[[転生]]」・「[[霊体]]」・「天国の霊達と地上世界の文明の関わり」

それら「[[天上界]]」に関する「基本概念」を[[科学]]的に説明した。

「[[聖書]]に記された[[神]]・[[天使]]、[[仏教]]の[[仏]]」について天上界の[[霊体]]当人から説明を受けた。

また、[[ゾロアスター]]の善神と悪神の争いについてのより明確な説明。

歴史上、日本及び世界における、「俺様の云う事に背けば即殺す」と云うかのごとき苛烈なまでの厳格さを要求する神・煩雑極まる律法の神のその正体についての説明もなされた。

今から考えれば、

実存主義哲学者・思想家[[カール・ヤスパース]]の云う
『歴史の起原と目標』・『超越者』・『暗号』等への「神の側からの明確な解答」とも成る物でもあった。

(『天国の証』に文明を高める誕生者として「本体・分身」の提示あり)

( [[聖書の暗号]]に「歴史上の芸術家・科学者」が出現 )

( [[聖書の暗号]] は真実に存在するのか? また、その存在の実証証明は? 

  これは事柄が事柄だけに際だって意味する所が巨大であり世界的な重大事である。
  コンピュータを良く知りかつ論理能力・実証的な推論能力に秀でた賢者達の真剣な論証を要す )


 (自称宗教家の多くはその精神傾向が観念的である傾きが強く、単なる言葉弄りだけになりがちであり、
 実行における社会的秩序形成の働きに関して重要な意味が判らない)

 (「天上界の言葉」が千乃祐子を介して、公に広く伝えられ公衆の前で議論される事に、利害関係を感じる組織・人間も多い)

 (本物の[[預言者]]とすれば、[[預言者]]の人類歴史上の任務の意味からしてますます然りである)

([[預言者]]という概念もユダヤ・キリスト教・イスラム・[[啓示宗教]]内文明に於いては際だって重要概念であります。

 然るが故に、
 社会的政治的に具体的な波及性の関連に詳しく、かつ、実証的な推論能力に秀でた賢者達の真剣な論証を要す。
 千乃祐子も其れを望んでいる)

開けて二十一世紀は波乱と混迷の二十一世紀となった。
『現代の精神的状況』・『日本及び世界の状況』

[[預言者]]千野祐子の任務は、「神の言葉は」、

現在の日本・世界状況ならではの[[天上界]]からの[[預言]]を混迷の世に伝え、

[[神]]により改めて提示・明示された仁愛・正義・信義・理性を精神の柱となし、

人類の健やかな精神の確立・地上生命の営みへの慈愛、神による[[啓蒙]]が急がれると。

まだ自由言論の法治國日本なればこそ、天上界の神々の言葉を一般公開し、
「宗教の言葉」では無く「精神の言葉として」「認識・解決・精神を養う智慧として」人々に伝えるべきだと。

何故,キリスト教徒少なき日本に、千乃裕子がエホバの[[預言者]]として任命されしやかは、

「嘗ては武士道の國であり、今や宗教的・教条的締めつけ少なき自由言論の國であり、

仁愛的・精神的・合理的・科学的に思惟・発想し得る科学的先進國にして、天皇陛下、良寛、宮沢賢治、内村鑑三の國」だからと言明在り。

明文化された[[教典]]は、魂より魂へ、心より心へ、精神より精神へ、その様な言葉として[[エルアール出版]]にて一般公開されている。

引用例:

[[ラファエル]]
 「人には神を求めるに相応しい性格と、世俗の楽な生き方に慣れて、それを選ばずにいられない性格の両者があります。
 どうあっても良心と神を求めて、悪を憎み、世界の正義の為に戦おうとする、人間を愛する人々は天に目を向け、その加護の下に生きようと願わずにいられない。心はいつも浄化され、その悪との闘いは永遠に続こうとも正義の意志を棄てることなく、神と良心の為に生命を棄て肯じない崇高な魂となります。神の戦士とはそのような人であり、天の求める魂でもあるのです。」

以上。

「神々の言葉」が千乃祐子を介して、公に広く伝えられ公衆の前で議論される事に、
「公の真剣な言論では無く」「卑劣陰険品性下劣な陰仕事の付和雷同的」手段に因る妨害をなさば、
この世においてもあの世においても、「神々」はその責任者また付和雷同者に責任を執らすと、言明している。

今が「[[最後の審判]]」の時であるゆえに。

天上界にとっても、地上の人々にとっても、大事な時である故に。

「貴方方は、私の言葉を人々には直に聴かせまいとし、私の言葉を直に精神に於いて受け取りながらも尚、承知の上でそう振る舞ったでは無いか。」

曖昧でややこしく観念的で難解な「宗教家」を越えて、時代環境は切迫し、広く世界に
新しく『エホバの精神』が「天上界の神々の言葉」が伝えられねばならない故に然りであると。

さて「千乃正法会」についてその活動を観れば、

上記、千野祐子の「[[預言者]]の任務」を支援し、
『神々の言葉』を現代に相応しい智慧として新しい[[パラダイム]]の元に纏め上げ、
然るべき人々に手渡すべきかと。

実存主義哲学者・思想家[[カール・ヤスパース]]の云う「人類の四大教師の時代」に提示された、
[[仏陀]]・[[イエス]]・[[ソクラテス]]・[[孔子]]を人類の精神、人類の秩序形成の営為として捉え返し、

宗教としてでは無く精神の営みとして、仏陀の[[八正道]]、イエスの[[アガペー]]、
ソクラテスの[[真実]],孔子の[[仁]]、日本の[[武士道]]を大切にすべきかと。

仁愛にして至誠と行動の人として知られる、吉田松陰、西郷隆盛等を敬し、
社会秩序の形成基盤たるモーゼの「[[十戒]]」にも思想的親近である「明治日本の[[教育勅語]]」を重んずる。

理性的営為としては、社会的生活者たる[[凡人]]、[[仏陀]]、[[I・カント]]、[[賢者]]、[[科学者]]の認識・哲学及び悟りを重んずる。

在りし日のアジアの独立の戦いの[[殉教者]]たる[[靖国]]の英霊に敬意を表す。

[[カルト|カルト教団]]であると指摘する向きもあるが、団体は否定している。
宗教的崇拝・儀式は重んじず、福沢諭吉の如く実際的で賢明な仁愛の理性的行動を重んずる。

仁愛と無私の人、天皇陛下の真剣極まる「神事」は別として。

また、「無道徳の破壊宗教」・「冷酷極まる謀略イデオロギー」の[[マルクス主義]]を解毒すべき悪とし、
[[日本共産党]]などを告発するビラを配布するなど、[[反共]]姿勢も強い。

[[GLA総合本部|GLA]]教団の[[教祖]]の[[高橋信次 (宗教家)|高橋信次]]に思想的な縁はあれども、千乃裕子がGLA教団に在籍した事実は無い。

* 千乃正法会としての宗教法人認定はなく、[[エルアール出版]](かつては「ジェイアイ出版」)が母体になっている。
* 会員数は一時期約1万人いたといわれているが、[[2003年]]頃には約1200人ぐらいだとされている。
* 会員数は一時期約1万人いたといわれているが、[[2003年]]頃には約1200人ぐらいだとされている。


[[2003年]]に、その1部門であるとされる「[[パナウェーブ研究所]]」が、全身白ずくめの衣服を身に着けて活動をしたため、[[マスメディア]]を通じて世間の注目を集めた。
2003年に、その1部門であるとされる「[[パナウェーブ研究所]]」が、全身白ずくめの衣服を身に着けて活動をしたため、[[マスメディア]]を通じて世間の注目を集めた。また[[警察庁長官]]が「[[オウム真理教|オウム]]の初期に似ている」と発言した。なお、その際に多くのマスメディアは「[[白装束]]」という言葉を用いた。
また警察庁長官が「[[オウム真理教|オウム]]の初期に似ている」と発言した。

なお、その際に多くのマスメディアは「[[白装束]]」という言葉を用いた。

* 千乃正法会・LR出版社・パナウェーブ研究所は宗教法人ではないので、会員からの寄付や健康食品・書籍・機関誌等の販売で、収益金が20億円以上も有ったにもかかわらず、税務署に1度も申告ならびに納税しないばかりか、発覚して追徴金を課せられたが、現在も納税し終えていない。

なお、[[預言者]]千乃裕子は2006年に任務を終えて他界せしとされている。

* キャラバン隊に参加していた専属医は、千乃裕子の診察結果として病状を全身に癌が移転した重病人であるとの診断書をマスコミに提示していた。しかし、千乃裕子の死後、別の検死医が検査したところ癌である事実はないという事が判明した。つまり、この専属医は虚偽の診断書を書いたことになる。しかしこの医者は何の処罰も受けず、千乃裕子の死後キャラバン隊が解散した後も医者として診察しているとみられている。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[千乃裕子]]
* [[パナウェーブ研究所]]
* [[パナウェーブ研究所]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.lr-p.com/ エルアール出版]
* [http://www.lr-p.com/ エルアール出版]
{{新宗教}}
* [http://www.gla.or.jp/koho.html 千乃裕子の在籍事実は無いとするGLAの声明]
{{啓示宗教}}
{{Reli-stub}}
{{Reli-stub}}


{{DEFAULTSORT:ちのしようほう}}
{{DEFAULTSORT:ちのしようほう}}
[[Category:千乃正法|*]]
[[Category:千乃正法|*]]
[[Category:反共主義|ちしようほう]]
[[Category:日本新宗教]]
[[Category:反共主義]]

2024年3月19日 (火) 04:44時点における最新版

千乃正法会(ちのしょうほうかい) とは、千乃裕子(ちのゆうこ、本名は増山英美。旧姓、生橋英美。大阪府池田市出身。梅花短期大学英文科卒業。1934年1月26日 - 2006年10月25日、72歳で死去)が1977年設立した宗教団体である。宗教科学宇宙の真理を別の側面から追求したもので本来は同じものであるとする「宗教と科学の一致論」を唱えている。

概要

[編集]

カルト教団であると指摘する者もいるが、団体は否定している。明文化された教典のようなものは持たない。また、共産主義を絶対悪とし、日本共産党などを批判するビラを配布するなど、反共思想も強い。

GLA教団の教祖高橋信次が亡くなった際に、千乃裕子が高橋信次の後継者は自分であるべきという旨を主張したが、GLA教団からは入会を断られたようであり、同教団に在籍した事実は無い。

  • 千乃正法会としての宗教法人認証はなく、エルアール出版(かつては「ジェイアイ出版」)が母体になっている。
  • 会員数は一時期約1万人いたといわれているが、2003年頃には約1200人ぐらいだとされている。

2003年に、その1部門であるとされる「パナウェーブ研究所」が、全身白ずくめの衣服を身に着けて活動をしたため、マスメディアを通じて世間の注目を集めた。また警察庁長官が「オウムの初期に似ている」と発言した。なお、その際に多くのマスメディアは「白装束」という言葉を用いた。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]