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'''崔 康熙'''(チェ・ガンヒ、{{lang-ko|최강희}} [[1959年]][[4月12日]] - )は、[[大韓民国]]の元[[サッカー選手]]、サッカー指導者。現在は[[中国サッカー・スーパーリーグ]]の[[山東泰山足球倶楽部]]の監督を務めている

'''崔康熙'''(チェ・ガンヒ、チェ・ガンフィとも。{{lang-ko|최강희}} [[1959年]][[4月12日]] - )は、[[大韓民国]]の元[[サッカー選手]]、サッカー指導者。


== 経歴・人物 ==
== 経歴・人物 ==
[[1959年]][[4月12日]]、[[大韓民国]][[京畿道]][[楊平郡]]出身。
[[1959年]][[4月12日]]、[[大韓民国]][[京畿道]][[楊平郡]]出身。


現役時代はディフェンスプレーヤー。1983年に[[Kリーグ|スーパーリーグ]][[浦項スティーラース|浦項総合製鉄サッカー部]]に入団。リーグ戦3試合に出場。翌年の[[1984年]]に[[蔚山現代FC|現代ホランイフットボールクラブ]]に移籍し、[[1992年]]までプレーした。1986年には現在の[[Kリーグカップ]]に相当するプロサッカー選手権でMVPを獲得。
現役時代はディフェンスプレーヤー。1983年に[[Kリーグ|スーパーリーグ]][[浦項スティーラース|浦項製鉄サッカー部]]に入団。リーグ戦3試合に出場。翌年の[[1984年]]に[[蔚山HD FC|現代ホランイ]]に移籍し、[[1992年]]までプレーした。1986年には現在の[[Kリーグカップ]]に相当するプロサッカー選手権でMVPを獲得。


その間、1986年に[[サッカー大韓民国代表|韓国代表]]に選出され、[[ソウルオリンピック]]([[1988年]])、[[1990 FIFAワールドカップ|1990年FIFAワールドカップ・イタリア大会]]に出場した。
その間、1986年に[[サッカー大韓民国代表|韓国代表]]に選出され、[[ソウルオリンピック]]([[1988年]])、[[1990 FIFAワールドカップ|1990年FIFAワールドカップ・イタリア大会]]に出場した。
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[[1992年]]現役引退後に指導者となり、[[水原三星ブルーウィングス]]([[1995年]] - [[2001年]])ではトレーナーとコーチを務めた後、[[2002年]]から[[大韓サッカー協会]]入りし、[[ウンベルト・コエリョ|ウンベルト・コエーリョ]]率いる韓国代表チームのコーチを[[2004年]]まで務めた。
[[1992年]]現役引退後に指導者となり、[[水原三星ブルーウィングス]]([[1995年]] - [[2001年]])ではトレーナーとコーチを務めた後、[[2002年]]から[[大韓サッカー協会]]入りし、[[ウンベルト・コエリョ|ウンベルト・コエーリョ]]率いる韓国代表チームのコーチを[[2004年]]まで務めた。


[[2005年]]からは[[全北現代モータース]]監督に就任。「タッコン<ref>タッチゴ(ひたすら)+コンギョック(攻撃)を略した造語</ref>サッカー」を標榜し[[2009年]]と[[2011年]]にKリーグチャンピオンシップを獲得し、また[[AFCチャンピオンズリーグ]]では[[2006年]]に優勝を果たすなど、指導者として実績を積み重ねる。
[[2005年]]からは[[全北現代モータース]]監督に就任。「タッコン<ref>タッチゴ(ひたすら)+コンギョック(攻撃)を略した造語</ref> サッカー」を標榜し[[2009年]]と[[2011年]]にKリーグチャンピオンシップを獲得し、また[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]では[[2006年]]に優勝を果たすなど、指導者として実績を積み重ねる。


[[2011年]]12月に[[趙広来]]監督の解任を受けて韓国代表監督に就任し<ref>[http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20111221-879387.html 韓国新監督に全北監督の崔康熙氏] 日刊スポーツ 2011年12月21日</ref>、全北現代の監督を辞した。なお就任会見では「監督を務めるのは[[2014 FIFAワールドカップ|ワールドカップブラジル大会]]アジア最終予選までで、仮にW杯出場を決めても本大会では指揮は執らない」とコメントしてい<ref>[http://www.kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=2011122221010 【韓国代表】チェ・ガンフィ新監督就任会見] - 大韓サッカー協会、2011年12月22日(日本語)</ref>。
[[2011年]]12月に[[趙広来]]監督の解任を受けて韓国代表監督に就任し<ref>[https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20111221-879387.html 韓国新監督に全北監督の崔康熙氏] 日刊スポーツ 2011年12月21日</ref>、全北現代の監督を辞した。なお就任会見では「代表監督を務めるのは[[2014 FIFAワールドカップ|ワールドカップブラジル大会]]アジア最終予選までで、仮にW杯出場を決めても本大会では指揮は執らない」とコメントしてい<ref>[http://www.kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=2011122221010 【韓国代表】チェ・ガンフィ新監督就任会見] - 大韓サッカー協会、2011年12月22日(日本語)</ref>。[[2014 FIFAワールドカップ・アジア4次予選|アジア4次予選]]の最終戦でW杯出場を決めた翌日の2013年6月19日、当初の予定通り韓国代表監督の辞任を発表した。同年6月28日、[[全北現代]]監督に復帰。2015年、2017年、2018年と[[Kリーグ1]](2017年までKリーグクラシック)で3度の優勝、2016年に[[AFCチャンピオンズリーグ2016|AFCチャンピオンズリーグ]]で優勝。2018年で全北現代の監督を退任し、2019年より[[天津権健足球倶楽部]]の監督に就任したが、天津権健のオーナーが逮捕。天津権健との契約を解除し、1月19日に大連一方と契約を結んだ


==タイトル==
== 所属クラブ ==
=== 選手 ===
===選手時代===
;現代ホランイ
* 1983年 {{flagicon|KOR}} [[浦項スティーラース|浦項総合製鉄サッカー部]]
*[[韓国リーグカップ]]:1回(1986)
* 1984- 1992 {{flagicon|KOR}} [[蔚山現代FC|現代ホランイフットボールクラブ]]
;個人

*韓国リーグカップ最優秀選手:1回(1986)
=== 監督 ===
*[[Kリーグベストイレブン]]:4回(1985、1986、1988、1991)
* 2005 - 2011 {{flagicon|KOR}} [[全北現代モータース]]
*Kリーグ30年のベストイレブン(2013)
* 2011年 - {{flagicon|KOR}} [[サッカー大韓民国代表|韓国代表]]
===監督時代===
;全北現代モータース
*[[Kリーグ1]]:6回(2009、2011、2014、[[Kリーグクラシック 2015|2015]]、2017、2018)
*[[韓国FAカップ]]:1回(2005)
*[[AFCチャンピオンズリーグエリート|AFCチャンピオンズリーグ]]:2回([[AFCチャンピオンズリーグ2006|2006]]、[[AFCチャンピオンズリーグ2016|2016]])
;上海申花足球倶楽部
*[[中国FAカップ]]:1回(2019)
;個人
*Kリーグ年間最優秀監督:6回(2009、2011、2014、2015、2017、2018)
*[[アジア年間最優秀選手賞|AFC年間最優秀監督賞]]:1回(2016)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
=== 出典 ===
{{Reflist}}
{{Reflist}}


== 関連項目 ==
{{サッカー韓国代表歴代監督}}
* [[浦項スティーラースの選手一覧]]
* [[韓国のサッカー選手一覧]]

== 外部リンク ==
* {{Sports links}}

{{上海緑地申花足球倶楽部のメンバー}}
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{{アジア年間最優秀監督賞}}
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2024年9月30日 (月) 20:22時点における最新版

崔 康熙
名前
愛称 ガンヒ大帝
カタカナ チェ・ガンヒ
ラテン文字 Choi Kang-Hee
ハングル 최강희
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1959-04-12) 1959年4月12日(65歳)
出身地 京畿道楊平郡
身長 175cm
選手情報
ポジション DF
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1983 大韓民国の旗 浦項製鉄 3 (0)
1984-1992 大韓民国の旗 現代ホランイ 184 (10)
通算 187 (10)
代表歴
1987 大韓民国の旗 韓国 B
1988-1992 大韓民国の旗 韓国 33 (0)
監督歴
2005-2011 大韓民国の旗 全北現代
2011-2013 大韓民国の旗 韓国
2013-2018 大韓民国の旗 全北現代
2018-2019 中華人民共和国の旗 天津天海
2019 中華人民共和国の旗 大連一方
2019-2021 中華人民共和国の旗 上海録地申花
2023- 中華人民共和国の旗 山東泰山
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

崔 康熙(チェ・ガンヒ、朝鮮語: 최강희 1959年4月12日 - )は、大韓民国の元サッカー選手、サッカー指導者。現在は中国サッカー・スーパーリーグ山東泰山足球倶楽部の監督を務めている。

経歴・人物

[編集]

1959年4月12日大韓民国京畿道楊平郡出身。

現役時代はディフェンスプレーヤー。1983年にスーパーリーグ浦項製鉄サッカー部に入団。リーグ戦3試合に出場。翌年の1984年現代ホランイに移籍し、1992年までプレーした。1986年には現在のKリーグカップに相当するプロサッカー選手権でMVPを獲得。

その間、1986年に韓国代表に選出され、ソウルオリンピック1988年)、1990年FIFAワールドカップ・イタリア大会に出場した。

1992年現役引退後に指導者となり、水原三星ブルーウィングス1995年 - 2001年)ではトレーナーとコーチを務めた後、2002年から大韓サッカー協会入りし、ウンベルト・コエーリョ率いる韓国代表チームのコーチを2004年まで務めた。

2005年からは全北現代モータース監督に就任。「タッコン[1] サッカー」を標榜し2009年2011年にKリーグチャンピオンシップを獲得し、またAFCチャンピオンズリーグでは2006年に優勝を果たすなど、指導者として実績を積み重ねる。

2011年12月に趙広来監督の解任を受けて韓国代表監督に就任し[2]、全北現代の監督を辞した。なお就任会見では「代表監督を務めるのはワールドカップブラジル大会アジア最終予選までで、仮にW杯出場を決めても本大会では指揮は執らない」とコメントしていた[3]アジア4次予選の最終戦でW杯出場を決めた翌日の2013年6月19日、当初の予定通り韓国代表監督の辞任を発表した。同年6月28日、全北現代監督に復帰。2015年、2017年、2018年とKリーグ1(2017年までKリーグクラシック)で3度の優勝、2016年にAFCチャンピオンズリーグで優勝。2018年で全北現代の監督を退任し、2019年より天津権健足球倶楽部の監督に就任したが、天津権健のオーナーが逮捕。天津権健との契約を解除し、1月19日に大連一方と契約を結んだ。

タイトル

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選手時代

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現代ホランイ
個人
  • 韓国リーグカップ最優秀選手:1回(1986)
  • Kリーグベストイレブン:4回(1985、1986、1988、1991)
  • Kリーグ30年のベストイレブン(2013)

監督時代

[編集]
全北現代モータース
上海申花足球倶楽部
個人

脚注

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出典

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  1. ^ タッチゴ(ひたすら)+コンギョック(攻撃)を略した造語
  2. ^ 韓国新監督に全北監督の崔康熙氏 日刊スポーツ 2011年12月21日
  3. ^ 【韓国代表】チェ・ガンフィ新監督就任会見 - 大韓サッカー協会、2011年12月22日(日本語)

関連項目

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外部リンク

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