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選手情報
フルネーム	花尾恭輔
ラテン文字	Kyosuke Hanao
国籍	日本
競技	陸上競技
種目	長距離走
所属	トヨタ自動車九州
大学	駒澤大学経済学部
生年月日	2001年12月20日（22歳）
出身地	・長崎県大村市
身長	173cm
体重	54kg
自己ベスト
5000m	13分51秒89（2021年）
10000m	28分29秒82（2021年）
ハーフマラソン	1時間01分37秒（2022年）
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花尾恭輔（はなおきょうすけ、2001年 12月20日 - ）は、日本の陸上競技選手。長崎県大村市出身。トヨタ自動車九州所属。専門種目は長距離走。

経歴

大村市立桜が原中学校、鎮西学院高等学校、駒澤大学出身。

大学時代

大学1年次

2020年10月11日に開催予定であった第32回出雲駅伝は新型コロナウイルスの影響で中止。

同年11月1日、全日本大学駅伝で2区に出走し、三大駅伝初出場。1区・加藤淳から3位で襷を受けるも、区間11位と伸びず9位に後退。ただ3区以降は着実に繋ぐと、8区・田澤廉が青学大と東海大を逆転し、6年ぶり13回目の優勝を果たした。

2021年1月の第97回箱根駅伝では7区に出走。1位・創価大と1分08秒差の2位で襷を受け区間4位の走りを見せたが、差を広げられる。その後9区で創価大に3分19秒差をつけられ優勝は絶望的かと思われたが、最終10区の21km手前で逆転し13年ぶり7回目の総合優勝を果たした。

大学2年次

2021年5月20日の関東インカレハーフ2部では、青学大・西久保遼に惜しくも届かず2位。

10月10日の第33回出雲駅伝では3区に出走。6位で襷を受けると順位を1つ上げた（区間4位）。だが駒澤大は4区と5区で苦戦し、5位に終わる。

11月7日の第53回全日本大学駅伝では8区に出走し、7区の田澤から1位で襷を受ける。途中青学大・飯田貴之に18秒差を追いつかれ並走状態となったが、終盤にロングスパートを仕掛け飯田を再び引き離すと、そのまま逃げ切り2連覇に貢献した。

2022年1月の第98回箱根駅伝では4区に出走。3区・安原太陽から5位で襷を受けるも区間9位と伸び悩み、6位に後退。その後、5区で順位を3つ上げ往路を3位で終える。ただ、復路で巻き返すことは叶わずトップの青学大に差を大きく広げられ、11分15秒差の総合3位（往路3位、復路9位）に甘んじた。

2月13日、香川丸亀国際ハーフマラソンの延期により、第50回全日本実業団ハーフマラソン大会に学生ランナーとして特例で出場。1時間01分37秒の自己ベストを記録した（40位）。

大学3年次

2022年5月22日の関東インカレハーフ2部では國學院大・伊地知賢造に6秒届かず、2年連続で2位に終わる。

10月10日の第34回出雲駅伝では1区に出走。1位の中央大・吉居大和と9秒差の2位で2区・佐藤圭汰に襷を繋いだ。佐藤が1kmで中央大を逆転しトップに立ってからは一度も抜かれることなく、9年ぶり4回目の優勝を果たした。また、青学大の大会記録を33秒更新し大会新記録を樹立した（2時間08分32秒）。

11月6日の第54回全日本大学駅伝では前回と同じく8区に出走し、7区・田澤からトップで襷を受ける。この時点で2位・青学大とは2分27秒もの大差がついていたが、さらに突き放す。花尾は57分30秒（日本人歴代4位）の快走を見せ区間賞を獲得。2年連続で優勝のゴールテープを切り、3連覇に貢献した。

2023年1月の第99回箱根駅伝では8区にエントリーされたが、体調不良により出走できず（なお駒澤大は2年ぶり8回目となる総合優勝、及び史上5校目となる大学駅伝三冠を果たした）。

大学4年次

2024年1月の第100回箱根駅伝では9区に出走し、区間5位の走りを見せた。ただ駒澤大は青学大と6分35秒差の総合2位（往路2位・復路2位）に終わり、連覇及び2年連続の三冠を逃した。

2024年1月21日の全国都道府県駅伝では最終7区に出場し、区間16位（長崎県は総合12位）。

卒業後も競技の方は継続し、トヨタ自動車九州に入部した。

戦績・記録

大学三大駅伝戦績

学年	出雲駅伝	全日本大学駅伝	箱根駅伝
1年生（2020年度）	~~第32回~~ （開催中止）	第52回 2区-区間11位 32分19秒	第97回 7区-区間4位 1時間03分55秒
2年生（2021年度）	第33回 3区-区間4位 24分54秒	第53回 8区-区間4位 59分12秒	第98回 4区-区間9位 1時間02分42秒
3年生（2022年度）	第34回 1区-区間2位 22分41秒	第54回 8区-区間賞 57分30秒	第99回 ― - ― 出走無し
4年生（2023年度）	第35回 ― - ― 出走無し	第55回 ― - ― 出走無し	第100回 9区-区間5位 1時間09分41秒

自己ベスト

5000m - 13分51秒89
10000m - 28分29秒82
ハーフマラソン - 1時間01分37秒

参考文献

花尾恭輔 | トヨタ自動車九州陸上競技部

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-'''花尾 恭輔'''（はなお きょうすけ、[[2001年]][[12月20日]] - ）は、[[日本]]の[[陸上競技]]選手。[[長崎県]][[大村市]]出身（出生地は[[大分県]]）。[[駒澤大学]][[経済学部]]在学中。陸上競技部に所属し、専門種目は[[長距離走]]。
+'''花尾 恭輔'''（はなお きょうすけ、[[2001年]][[12月20日]] - ）は、[[日本]]の[[陸上競技]]選手。[[長崎県]][[大村市]]出身。[[トヨタ自動車九州]]所属。専門種目は[[長距離走]]。
 == 経歴 ==
-中学校は[[大村市立桜が原中学校]]、高校は[[鎮西学院高等学校]]出身。
+[[大村市立桜が原中学校]]、[[鎮西学院高等学校]]、[[駒澤大学]]出身。
-== 戦績・記録 ==
+=== 大学時代 ===
+==== 大学1年次 ====
+年10月11日に開催予定であった第32回[[出雲全日本大学選抜駅伝競走|出雲駅伝]]は新型コロナウイルスの影響で中止。
+同年11月1日、[[全日本大学駅伝対校選手権大会|全日本大学駅伝]]で2区に出走し、[[大学三大駅伝|三大駅伝]]初出場。1区・加藤淳から3位で襷を受けるも、区間11位と伸びず9位に後退。ただ3区以降は着実に繋ぐと、8区・[[田澤廉]]が青学大と東海大を逆転し、6年ぶり13回目の優勝を果たした。
+年1月の[[第97回東京箱根間往復大学駅伝競走|第97回箱根駅伝]]では7区に出走。1位・創価大と1分08秒差の2位で襷を受け区間4位の走りを見せたが、差を広げられる。その後9区で創価大に3分19秒差をつけられ優勝は絶望的かと思われたが、最終10区の21km手前で逆転し13年ぶり7回目の総合優勝を果たした。
+==== 大学2年次 ====
+年5月20日の関東インカレハーフ2部では、青学大・西久保遼に惜しくも届かず2位。
+月10日の第33回出雲駅伝では3区に出走。6位で襷を受けると順位を1つ上げた（区間4位）。だが駒澤大は4区と5区で苦戦し、5位に終わる。
+月7日の第53回全日本大学駅伝では8区に出走し、7区の田澤から1位で襷を受ける。途中青学大・[[飯田貴之]]に18秒差を追いつかれ並走状態となったが、終盤にロングスパートを仕掛け飯田を再び引き離すと、そのまま逃げ切り2連覇に貢献した。
+年1月の[[第98回東京箱根間往復大学駅伝競走|第98回箱根駅伝]]では4区に出走。3区・[[安原太陽]]から5位で襷を受けるも区間9位と伸び悩み、6位に後退。その後、5区で順位を3つ上げ往路を3位で終える。ただ、復路で巻き返すことは叶わずトップの青学大に差を大きく広げられ、11分15秒差の総合3位（往路3位、復路9位）に甘んじた。
+月13日、[[香川丸亀国際ハーフマラソン]]の延期により、第50回[[全日本実業団ハーフマラソン]]大会に学生ランナーとして特例で出場。1時間01分37秒の自己ベストを記録した（40位）。
+==== 大学3年次 ====
+年5月22日の関東インカレハーフ2部では國學院大・[[伊地知賢造]]に6秒届かず、2年連続で2位に終わる。
+月10日の第34回出雲駅伝では1区に出走。1位の中央大・[[吉居大和]]と9秒差の2位で2区・[[佐藤圭汰]]に襷を繋いだ。佐藤が1kmで中央大を逆転しトップに立ってからは一度も抜かれることなく、9年ぶり4回目の優勝を果たした。また、青学大の大会記録を33秒更新し大会新記録を樹立した（2時間08分32秒）。
+月6日の第54回全日本大学駅伝では前回と同じく8区に出走し、7区・田澤からトップで襷を受ける。この時点で2位・青学大とは2分27秒もの大差がついていたが、さらに突き放す。花尾は57分30秒（日本人歴代4位）の快走を見せ区間賞を獲得。2年連続で優勝のゴールテープを切り、3連覇に貢献した。
+年1月の[[第99回東京箱根間往復大学駅伝競走|第99回箱根駅伝]]では8区にエントリーされたが、体調不良により出走できず（なお駒澤大は2年ぶり8回目となる総合優勝、及び史上5校目となる大学駅伝三冠を果たした）。
+==== 大学4年次 ====
+年1月の[[第100回東京箱根間往復大学駅伝競走|第100回箱根駅伝]]では9区に出走し、区間5位の走りを見せた。ただ駒澤大は青学大と6分35秒差の総合2位（往路2位・復路2位）に終わり、連覇及び2年連続の三冠を逃した。
+年1月21日の[[天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会|全国都道府県駅伝]]では最終7区に出場し、区間16位（長崎県は総合12位）。
+卒業後も競技の方は継続し、[[トヨタ自動車九州]]に入部した。
+== 戦績・記録 ==
 === 大学三大駅伝戦績 ===
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+!学年!![[出雲全日本大学選抜駅伝競走|出雲駅伝]]!![[全日本大学駅伝対校選手権大会|全日本大学駅伝]]!![[東京箱根間往復大学駅伝競走|箱根駅伝]]
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-![[出雲全日本大学選抜駅伝競走|出雲駅伝]]
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 |-
+|1年生<br>（2020年度）||<s>第32回</s><br>（開催中止）||第52回<br>2区-区間11位<br>32分19秒||[[第97回東京箱根間往復大学駅伝競走|第97回]]<br>7区-区間4位<br>1時間03分55秒
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-|2年生<br />（2021年度）
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-|第53回<br />8区-区間4位<br />59分12秒
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-|[[第99回東京箱根間往復大学駅伝競走|第99回]]<br />― - ―<br />出走なし
 |}
+== 自己ベスト ==
+* [[5000メートル競走|5000m]] - 13分51秒89
+* [[10000メートル競走|10000m]] - 28分29秒82
+* [[ハーフマラソン]] - 1時間01分37秒
+== 関連項目 ==
+* [[大八木弘明]] - 駒澤大学陸上競技部総監督
+* [[藤田敦史]] - 駒澤大学陸上競技部監督
+* [[田澤廉]] - 1学年先輩、2021年度主将
+* [[山野力]] - 1学年先輩、2022年度主将
+* [[白鳥哲汰]] - 同学年
+* [[鈴木芽吹]] - 同学年、2023年度主将
+* [[安原太陽]] - 同学年
+* [[青柿響]] - 同学年
+* [[篠原倖太朗]] - 1学年後輩、2024年度主将
+* [[佐藤圭汰]] - 2学年後輩
+* [[山川拓馬]] - 2学年後輩
+* [[伊藤蒼唯]] - 2学年後輩
+== 参考文献 ==
+* [https://www.toyota-kyushu.com/tousousouha/archives/1239/ 花尾 恭輔 | トヨタ自動車九州 陸上競技部]
+{{全日本大学駅伝8区区間賞}}
+{{Normdaten}}
+{{Athletics-bio-stub}}
+{{DEFAULTSORT:はなお きようすけ}}
+[[Category:日本の男子長距離走の選手]]
+[[Category:箱根駅伝の人物]]
+[[Category:トヨタ自動車九州陸上競技部の人物]]
+[[Category:鎮西高等学校出身の人物]]
+[[Category:駒澤大学出身の人物]]
+[[Category:長崎県出身のスポーツ選手]]
+[[Category:2001年生]]
+[[Category:存命人物]]

表話編歴全日本大学駅伝8区区間賞
1970年代	70 石倉義隆 71 田中弘一 72 小沼力 73 石倉義隆 74 毛利奉文 75 喜多秀喜 76 山本吉光 77 石井隆士 78 山岡秀樹
1980年代	88.11 別府健至 89 J.オツオリ
1990年代	90 J.オツオリ 91 J.オツオリ 92 S.マヤカ 93 花田勝彦 94 渡辺康幸 95 渡辺康幸 96 小林雅幸 97 S.ワチーラ 98 藤田敦史 99 神屋伸行
2000年代	00 高橋謙介 01 D.カリウキ 02 O.モカンバ 03 O.モカンバ 04 O.モカンバ 05 M.J.モグス 06 M.J.モグス 07 M.J.モグス（55:32）* 08 O.コスマス 09 G.ダニエル
2010年代	10 N.ベンジャミン 11 柏原竜二 12 N.ベンジャミン 13 D.M.キトニー 14 大六野秀畝 15 D.ニャイロ 16 D.ニャイロ 17 D.ニャイロ 18 相澤晃 19 L.ムセンビ
2020年代	20 田澤廉 21 伊地知賢造 22 花尾恭輔 23 山川拓馬
*は現行区間記録 1区 2区 3区 4区 5区 6区 7区 8区