コンテンツにスキップ

リョウブ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
リョウブ科
リョウブ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク類 Asterids
: ツツジ目 Ericales
: リョウブ科 Clethraceae
学名
Clethraceae

リョウブ科(リョウブか、Clethraceae)は双子葉植物の科で、1または2属、100種前後の常緑および落葉性木本からなる。アジア、アメリカ大陸およびマデイラ諸島熱帯温帯に分布する。日本にはリョウブだけが自生する。

は互生。は両性、萼片と花弁は各5枚で、子房上位、果実は蒴果で多数の種子を含む。総状等の花序が頂生する。ツツジ科に似るが、心皮が3個で花粉が互いにくっつかない点が異なる。

従来の分類ではリョウブ属(Clethra)のみからなる。また従来はキリラ科に入れることが多かった中南米産のPurdiaea属も、むしろリョウブ科に近いとされるようになった(Anderberg & Zhang 2002)。

参考文献

[編集]