京都精華大前駅
表示
京都精華大前駅 | |
---|---|
駅(左側)とパラディオ橋(右側)(2007年) | |
きょうとせいかだいまえ Kyōto-Seikadai-mae | |
◄E11 木野 (0.8 km) (0.6 km) 二軒茶屋 E13► | |
所在地 | 京都市左京区静市市原町871[1] |
駅番号 | E12 |
所属事業者 | 叡山電鉄 |
所属路線 | ■鞍馬線 |
キロ程 |
3.5 km(宝ケ池起点) 出町柳から7.3 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
570人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1989年(平成元年)9月21日[1] |
備考 |
無人駅 (京都精華大学の繁忙期(入学式や受験時など)は係員の臨時配置あり) |
京都精華大前駅(きょうとせいかだいまええき)は、京都府京都市左京区にある叡山電鉄鞍馬線の駅。叡山電鉄の中で最も新しい駅である。駅ナンバリングはE12。
駅名の通り、京都精華大学の最寄り駅である。駅ホームから大学の通用門にアクセスでき、キャンパスの中心部は大学の正門からよりも近い。まさに大学のための駅となっている。
歴史
[編集]駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ無人駅。両ホームは全体が上屋で覆われており、ホームごとに上屋や柱・壁のデザインを変えている。それぞれのホームに出入り口がある。
基本は無人駅であるが大学の繁忙期(入学式や受験時など)は係員が配置される。そのため係員の詰所が両出入口の脇にある。かつては鞍馬駅方面行ホームに自動改札機があったが現在では撤去されている。回数券の一部は大学構内にある売店で発売している。
両ホームと大学構内を結ぶ橋は「パラディオ橋」と呼ばれ、京都精華大学名誉教授の上田篤によって制作されたものである[5]。
下りホームから住宅地、上りホームから大学正門付近へはスロープでバリアフリーに対応しているが、反対側への移動は「パラディオ橋」のみによっており、構内や近隣には踏切がないので迂回しなければならない。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
南側 | ■鞍馬線 | 下り | 貴船口・鞍馬方面 |
北側 | 上り | 宝ケ池・出町柳方面 |
※案内上ののりば番号は割り当てられていない。
-
パラディオ橋北側から見た駅(2014年5月)
-
駅ホーム。向こうにはパラディオ橋が見える(2014年5月)
-
自動改札機が設置されていた頃の鞍馬駅方面行きホームの出入口(2007年10月)
駅周辺
[編集]京都精華大学のある山の斜面の裾部分に位置している。上りホームは一部山の斜面に接している。駅の反対側は狭い谷間の農耕地であったが、2000年(平成12年)前後から住宅が増えてきている。しかし、現在も農耕地や駐車場が目立つ。前述した大学を除く周辺施設や道路は下記のとおり。
- 森豊山更雀寺(雀寺)
- 円通寺 - ※案内放送あり。
- 頼光橋
- 京都大学演習林
- 総合地球環境学研究所
- 京都府道40号下鴨静原大原線
- 京都府道106号神山岩倉停車場線
バス路線
[編集]京都府道106号線沿いに京都バス「京都精華大学前」停留所がある。経由する路線は下記のとおり[6]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “各駅情報 | 京都精華大前駅”. 叡山電鉄. 2016年2月13日閲覧。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、40頁。ISBN 978-4-10-790027-2。
- ^ a b 山谷和弥『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』カギコウ、1992年、120頁。ISBN 4-7970-4901-4。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、14-15頁。
- ^ 広報課 KY (2008年11月24日). “そうだ、セイカに行こう”. seika-sekai(京都精華大学ブログ). 京都精華大学. 2016年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月13日閲覧。
- ^ “京都精華大学前:時刻表”. 京都バス. 2023年12月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 京都精華大前駅 - 叡山電鉄