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宮田村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みやだむら ウィキデータを編集
宮田村
太田切川に架かるこまくさ橋
(対岸は駒ヶ根市[注釈 1]
宮田村旗 宮田村章
宮田村旗 宮田村章
日本の旗 日本
地方 中部地方甲信越地方
都道府県 長野県
上伊那郡
市町村コード 20388-2
法人番号 5000020203882 ウィキデータを編集
面積 54.50km2
(境界未定部分あり)
総人口 8,362[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 153人/km2
隣接自治体 伊那市駒ヶ根市木曽郡上松町木曽町
村の花 梅の花
特別シンボル コマウスユキソウ
宮田村役場
村長 小田切康彦
所在地 399-4301
長野県上伊那郡宮田村98番地
北緯35度46分08秒 東経137度56分39秒 / 北緯35.76889度 東経137.94422度 / 35.76889; 137.94422座標: 北緯35度46分08秒 東経137度56分39秒 / 北緯35.76889度 東経137.94422度 / 35.76889; 137.94422
宮田村役場
宮田村役場
外部リンク 公式ウェブサイト

宮田村位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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宮田村(みやだむら)は、長野県上伊那郡

概要

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村内風景

宮田式農業で知られる。 木曽駒ヶ岳千畳敷宝剣岳など、中央アルプスの主要な山岳観光地を抱えている。 2019年3月、中央アルプス中央アルプス国定公園となったが、宮田村は特別保護地区の80.6%を占めている。 また、津島神社の祇園祭は神輿を打ち壊す奇祭として知られている。

宮田村は大字の設定が無い自治体であり、住所表記時には「宮田村」の直後に番地を記載する。

地理

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JR飯田線太田切川
大久保ダム

位置

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村の西端には中央アルプスの最高峰である木曽駒ヶ岳がそびえ、東端に天竜川、南端に太田切川が流れており、東のなだらかな平野部と、西の駒ヶ岳まで至る深い山地からなっている。

地形

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山岳

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主な山

河川

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主な川

湖沼

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主な湖

人口

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宮田村と全国の年齢別人口分布(2005年) 宮田村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 宮田村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
宮田村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 6,767人
1975年(昭和50年) 7,169人
1980年(昭和55年) 7,582人
1985年(昭和60年) 7,898人
1990年(平成2年) 7,894人
1995年(平成7年) 8,103人
2000年(平成12年) 8,692人
2005年(平成17年) 8,968人
2010年(平成22年) 8,974人
2015年(平成27年) 8,821人
2020年(令和2年) 8,569人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体

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長野県の旗長野県

歴史

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先史

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「中越式」で知られる中越遺跡に代表される多くの遺跡が物語るように、この地では、古くから人々が生活を営んできた。

古代

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平安時代

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村名は平安時代の律令に関する資料である「延喜式」や、百科事典的な資料「倭名類聚抄」の中に出てくる「宮田」による。 この時代は東山道の宮田駅が置かれ、この地方の中心地であった。

近世

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江戸時代

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江戸時代高遠藩に属して三州街道の宮田宿が置かれ、交通の要衝として信濃十五宿にも数えられて、伝馬中馬の中継地点として、また近代以降は木曽駒ヶ岳の登山基地として賑わっている。

近現代

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昭和時代

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合併(後述)前の(旧)宮田村は、1954年に町制を施行し宮田町となっていた。 その後近隣町村と市町村合併し、(旧)駒ヶ根市となった。 当初は旧赤穂町(現駒ヶ根市)等の市制施行のための合併で、その後分立させる計画だったが、合併後に駒ヶ根市議会が否決。激しい住民運動の末、宮田村として分立した。 宮田町として復活せず、宮田村として復活したのは、この間に長野県の条例が改正により、町となる人口要件の変更が行われており、その条件を満たさなくなったためである。

現代

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平成時代

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政治

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行政

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宮田村長

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宮田村議会

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長野県議会

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施設

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宮田村図書館
宮田村文化会館

警察

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郵便局

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主な郵便局

図書館

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文化施設

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運動施設

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対外関係

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姉妹都市・提携都市

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国内

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提携都市

協力提携

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経済

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本坊酒造・信州ファクトリー

第一次産業

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農業

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農業協同組合

第二次産業

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工業

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主な工場

醸造業

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第三次産業

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商業

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主な商業施設

拠点を置く企業

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生活基盤

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新大田切発電所

ライフライン

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電力

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発電所
  • 新大田切発電所

ガス

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上下水道

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電信

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ケーブルテレビ局

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教育

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高等学校

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村内に高等学校はない。県内の公立高校で第3学区(南信)の区域にあたる。

中学校

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村立
  • 宮田村立宮田中学校

小学校

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村立
  • 宮田村立宮田小学校

保育園

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  • 東保育園
  • こうめ保育園
  • 西保育園

交通

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宮田駅
駒ヶ岳ロープウェイ
しらび平駅

鉄道

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中心となる駅:宮田駅

鉄道路線

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東海旅客鉄道(JR東海)

索道

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ロープウェイ

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中央アルプス観光
※山頂の千畳敷駅駒ヶ根市に所在するが、主要な登山道は宮田村地籍にある。

バス

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路線バス

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高速バス

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道路

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高速道路

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中日本高速道路(NEXCO中日本)
  • E19中央自動車道:(伊那市)- 中央道宮田BS -(駒ヶ根市)

国道

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県道

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主要地方道

一般県道

観光

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姫宮神社
宮田宿本陣
駒ヶ岳ロープウェイ
伊那峡を流れる天竜川
川を境に左が宮田村、右が駒ヶ根市である。

文化財

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国指定文化財
長野県指定
宮田村指定有形文化財
  • 熊野寺の薬師如来
  • 熊野寺の聖観音菩薩
  • 全昌寺の薬師如来
  • 元宮神社の本殿(内蔵物)
  • 元宮神社の舞台および社叢
  • 鉾立の三十三観音
  • 貞治石仏如意輪観音
  • 貞治石仏(延命地蔵)
  • 石碑「従是北高遠領」
  • 中越遺跡出土縄文前期尖底土器
  • 信濃國伊奈郡宮田村御検地水帳(元禄水帳)
  • 信濃國伊奈郡中越村御検地水帳(元禄水帳)
  • 大田切人形頭

名所・旧跡

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主な城郭
主な神社
主な寺院
主な遺跡
主な史跡
街道

観光スポット

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文化・名物

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祭事・催事

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主な祭事
主な催事
  • 実業団宮田サイクルロードレース
    • 2009年より開催。当初はヒルクライムレースなどを行っていたが、2014年現在は村役場南東の公道を使用した3.2kmのクリテリウムレースが毎年8月に開催されている。

名産・特産

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出身関連著名人

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宮田村を舞台とした作品

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ロケ地

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映画

脚注

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注釈

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  1. ^ 写真のこまくさ橋が架かっている場所は宮田村と駒ヶ根市の境界未定区域上である。

出典

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  1. ^ 信州みやだ観光ガイド”. 宮田村観光協会. 2019年5月26日閲覧。
  2. ^ 高森町役場総務課『広報みやだ(平成25年8月号)No.462』(PDF)(レポート)宮田村役場、2013年8月8日、2-3頁。オリジナルの2018年2月17日時点におけるアーカイブhttps://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/12314894/www.vill.miyada.nagano.jp/old/file/106/10643_008.pdf2013年8月8日閲覧 

関連項目

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外部リンク

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