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徳田和夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

徳田 和夫(とくだ かずお、1948年(昭和23年) - )は、日本の国文学者学習院女子大学名誉教授。専攻は中世日本の説話お伽草子・絵巻・芸能、民間説話。

略歴

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群馬県前橋市に生まれる。國學院大學文学部国文科卒、同大学院文学研究科博士課程中退。1981年日本古典文学会賞受賞。国文学研究資料館助手学習院女子短期大学講師助教授を経て、1989年同短期大学教授。1998年、学習院女子大学教授。2019年3月に学習院女子大学を定年退職し、同年4月より名誉教授[1]

著書

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  • 『お伽草子研究』三弥井書店、1988
  • 『絵語りと物語り』平凡社 イメージ・リーディング叢書、 1990
  • 『お伽草子』岩波セミナーブックス 古典講読シリーズ、1993
  • 『東の妖怪・西のモンスター 想像力の文化比較』勉誠出版、2018

共編・校注

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  • 『絵解き台本集』林雅彦共編 三弥井書店、1983 伝承文学資料集
  • 『新日本古典文学大系 室町物語集』市古貞次秋谷治沢井耐三田嶋一夫共校注 岩波書店、1989-1992
  • 『新潮古典文学アルバム お伽草子 伊曾保物語』編著 新潮社、1991
  • 『真銅本「住吉物語」の研究』小林健二菊地仁共著 笠間書院、1996 笠間叢書
  • 『散文文学「説話」の世界』江本裕高橋伸幸共編 三弥井書店、1996 講座日本の伝承文学
  • 『在地伝承の世界』菊地仁、錦仁共編 三弥井書店、1999-2000 講座日本の伝承文学
  • 『お伽草子事典』編 東京堂出版、2002
  • 寺社縁起の文化学』堤邦彦共編 森話社、2005
  • 『お伽草子百花繚乱』編 笠間書院、2008
  • 『遊楽と信仰の文化学』堤邦彦共編 森話社、2010
  • 『中世の寺社縁起と参詣』編 竹林舎、2013 中世文学と隣接諸学

参考文献

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脚注

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  1. ^ セカンドアカデミー 講師プロフィール[1]