出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
漢字
- 形声。「火」+音符「肰 /*NAN/」[字源 1]。「もえる」を意味する漢語{燃 /*nan/}を表す字。のち仮借して虚詞の{然 /*nan/}に用いる。
- この文字を会意文字とみなして「肉を炙るさま」と解釈する説があるが、「肰」という文字の存在が示すように「然」は形声文字である。また、漢語{燃 /*nan/}は物を火に当てることではなく直接発火することを意味する。
- ↑ 何琳儀 『戦国古文字典』 中華書局、1998年、1009頁。
- もえる。
- しかり、ただしい。肯定・是認の意を表す。
- ある状態にある。その状態である意を表す。
然 *
- その通り。
- しかし、けれども。
然 *
- 과연 (gwayeon) <果然>
- 부자연스럽 (bujayeonseureop) <不自然 - >
- 연고로 (yeon-goro) <然故 - >
- 자연 (jayeon) <自然>
- 자연계 (jayeon-gye) <自然系>
- 자연스럽다 (jayeonseureopda) <自然 - >
然 *
字典掲載
康熙字典
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675ページ, 12文字目
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諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)
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19149
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新潮日本語漢字辞典 (2008)
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6654
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角川大字源 (1992)
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5477
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講談社新大字典 (1993)
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9266/9267
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大漢語林 (1992)
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6634
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三星漢韓大辞典 (1988)
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1086ページ, 20文字目
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漢語大字典 (1986-1989)
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3巻, 2213ページ, 5文字目
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