ヤフーは8月10日、ソーシャルメディアを中心としたネットマーケティングサービスを展開するクロコスの全株式を取得したことを発表した。
クロコスは、Facebookページの「いいね」を集めるためのキャンペーンアプリや、Facebookページを容易にカスタマイズできるようにするアプリなどを法人向けに展開している企業。
特に懸賞開催アプリではシェアの約80%を占めるなど、Facebookを利用したセールスプロモーション支援、開発ノウハウ、開発スピードに強みを持っているという。2012年4月には、日本で初めてFacebook認定のマーケティングデベロッパーとなった。
ヤフーは、クロコスのオンラインマーケティングサービスの開発やプロモーションノウハウと、Yahoo! JAPANの集客力のシナジーにより、ソーシャルメディア向け広告商品の開発および強化を目指す。また、ソーシャルグラフを活かして、ジオサービス「Yahoo!ロコ」を活用したO2O(Online to Offline)展開なども進めていくとしている。
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