Dropboxは、少なくとも人材の引き抜きに関していえば、Googleに大きな勝利を収めたのかもしれない。
クラウドストレージを提供するDropboxは、プログラミング言語「Python」の作者であるGuido Van Rossum氏を採用した。
Dropboxは米国時間12月7日付けのブログ投稿で、このニュースについて認めた。同社の創設者兼最高経営責任者(CEO)であるDrew Houston氏の説明によると、Pythonは同社において主要な役割を果たしてきたという。
Pythonは、簡易性、柔軟性、そして上品さをうまくあわせ持っていることから、数年前からわたしのお気に入りのプログラミング言語になった。Pythonのこのような優れた品質と、あらゆる主要プラットフォームに対応することを目指す同コミュニティーの取り組みにより、われわれはコードを一度作成するだけで、どの環境でもそれを実行することができる。また、こうしたことは、人々の生活をひとつにまとめるシンプルな製品の構築に着手したDropboxにおいて、われわれのより優れた設計思想にも影響を与えている。
Van Rossum氏は、2005年からGoogleに在籍し、最近ではシニアスタッフソフトウェア技術者として勤務していた。
コンピュータプログラマーであるVan Rossum氏も、自身の「Google+」ページ上でこの知らせについて言及しており、同日がGoogleでの最終勤務日であると記している。同氏はGoogleとの関係が友好的であることを強調し、「われわれは、親友同士のまま別れを告げる」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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