Mozillaの開発者が実行したテストによると、「Firefox」バージョン55および56は「途方もない数のタブ」を処理できるようだ。
開発者のDietrich Ayala氏は、Firefox起動時に1691個のタブを開かせ、この大量のロードを処理するためにかかった速度とメモリの使用量を、Firefoxのバージョン20、30、40、および50〜56を使ってテストした。
この結果を説明するのに、見事という言葉では表現が足りない。
Firefoxバージョン51ではタブを開くのに8分近くを要したが、バージョン55ではたった15秒で完了した。
速度向上に加え、メモリ使用量も2Gバイトから0.5Gバイト以下へと急減した。
Ayala氏はこの性能改善について、Mozillaプロジェクトの「Quantum Flow」を1つの理由に挙げた。同プロジェクトは「大勢のエンジニアがFirefoxの反応に直接影響する変更を加えている」ものだとAyala氏は説明している。
一度に多くのタブを開きがちなら、Firefoxの最新版を試してみてはどうだろうか。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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