Microsoftは米国時間3月25日、「Windows Insider Program」に参加し、Fast(高速)リングを選択しているPCおよびモバイル機器のユーザーに対して、「Windows 10」の次期大型アップデート(開発コード名:「Redstone」)の新たなプレビュービルド「Build 14295」をリリースした。
公式ブログによると、今回のビルドにはさまざまなバグ修正が含まれているものの、新機能については以前のビルドでリリースされたもの以外はないという。
今回のモバイル機器向けビルドは、「Windows Phone 8.1」が稼働していた「Windows Phone」で、「Windows 10 Mobile」へのアップデート対象となっている多くの機器で動作する。
PC向けのビルドでは、Kaspersky Labの「Anti-Virus」や「Internet Security」「Total Security Suite」の実行を妨げていたドライバのバグも修正されているという。
今回のビルドをインストールするユーザーが知っておくべき既知の問題も複数ある。例えば、Windows 10 Mobileユーザー向けの今回のビルドでは、「Microsoft Band 1」や「Microsoft Band 2」との同期に関するバグはまだ解決されていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。