AWS re:Invent

AWS、仮想プライベートサーバサービス「Amazon Lightsail」を発表

ZDNET Japan Staff

2016-12-01 13:37

 Amazon Web Services(AWS)は米国時間11月30日、仮想プライベートサーバ(VPS)サービス「Amazon Lightsail」を発表した。数クリックで起動できる容易さと他のAWSサービスへのアクセスなどが特徴だ。

 新サービスとなるAmazon Lightsailでは、開発者はストレージのプロビジョニング、IDとアクセス管理(IAM)などの面倒な設定作業を自分で行う必要はない。

 SSDベースのストレージ、DNS管理、固定IPが事前設定されており、数クリックで開始できる。AWSネットワーク上で動くことから、速度と安全性にもすぐれるという。S3、RDS、DynamoDB、CloudFrontなど他のAWSへのアクセスも可能だ。

 OSはAmazon Linux AMI、Ubuntu、CentOS、FreeBSD、Debian、開発環境はLAMP(Linux、Apache HTTP Server、MySQL、PHP)、LEMP(Linux、Nginx、MySQL、PHP)、JavaScriptソフトウェアスタックMEAN(MongoDB、Express.js、Angular.js、Node.js)、アプリケーションはDrupal、Joomla、Redmine、GitLabなどを立ち上げることができる。

 米国東部(バージニア北部)リージョンで30日に提供を開始した。価格は月額5ドル(メモリ512Mバイト/1Coreプロセッサ/SSDディスク20Gバイト/データ転送量1Tバイト)から。このほか、月額10ドル、20ドル、40ドル、80ドルの全5種類が用意されている。


ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]