「DX Suite」、「Dropbox」と連携--帳票のデータ化をストレージ内で自動完結

NO BUDGET

2023-02-07 10:55

 AI insideは、ストラテジットが開発・提供するアプリ「Dropbox to DX Suite」により、オンラインストレージサービス「Dropbox」と自社のデジタルデータ化アプリケーション「DX Suite」を連携させた。

 DX Suiteは紙ドキュメントをAI-OCR(人工知能を組み合わせた光学文字認識)技術を駆使して高精度にデータ化するソリューション。定型の帳票だけでなく請求書、図面、契約書などフォーマットが異なる帳票も読み取りを行える。

 この連携により、DX SuiteとDropboxを利用するユーザーは、Dropboxにアップロードした帳票ファイルをAI-OCRで読み取り、CSV出力したファイルをDropbox内フォルダに保管するまでの工程を自動完結させることが可能になった。

 Dropboxの所定フォルダーに帳票をアップロードすると、AI-OCRが自動的にアップロードされた帳票を読み取り、さらに読み取ったデータを「Dropbox」内の所定のフォルダーに自動保存する。この一連のフローによって、従来は手作業で行っていた帳票のデータ入力業務が自動化される。

 今後、AI insideは、電子帳簿保存法改正やインボイス制度の対応に向けて、非定型請求書モデルの精度向上・読取項目の拡充などの機能強化や、請求業務に関連する新製品の提供も予定している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]