サブウェイのサンドイッチめぐり論争、「1インチ足りない」

[シドニー 21日 ロイター] 米ファストフードチェーンのサブウェイで売られているメニューの1つ「フットロング」のサンドイッチが、オーストラリアのティーンが投げかけた疑問で思わぬ波紋を呼んでいる。実際のサンドイッチの長さは、1フット(30.48センチ)に1インチ(2.54センチ)足りないというものだ。
豪州在住のマット・コービーさんは、自分が購入した「フットロング」のサンドイッチとメジャーを並べた写真をフェイスブック上のサブウェイのファンページに投稿。この写真は「いいね!」が数十万件集まり、コメントも数百件が寄せられた。
これに対し、サブウェイ・オーストラリアは、フットロングはあくまで登録商標であり、「長さの測定を意図したものではない」と説明。その上で「出回っている写真を見る限り、わずかに普通より小さいようだが、このパンは明らかに当社の基準通りには焼かれていない」とコメントした。
この回答が一部サンドイッチ愛好家の怒りをあおることになり、「自分のパンを選ぶのにメジャーを持ち込まないといけないようなレストランで食事するなんてお断りだ」とのコメントも書き込まれた。
また、「1インチや2インチの差は大きい。タイタニックが氷山を1─2インチよけていたら沈まなかっただろう」との意見まで飛び出している。

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