東大開発の勝率100%じゃんけんロボ、高速の「後出し」を実現

東大開発の勝率100%じゃんけんロボ、高速の「後出し」を実現
6月29日、東京大学の石川・奥研究室が開発したじゃんけんで絶対負けないロボットが、インターネットの動画サイトなどで注目を集めている。写真は映像から。同研究室提供(2012年 ロイター)
[東京 29日 ロイター] 東京大学の石川・奥研究室が開発したじゃんけんで絶対負けないロボットが、インターネットの動画サイトなどで注目を集めている。
同研究室のウェブサイトによると、このロボットは高速ビジョンを使って人間の手を認識する仕組みで、人間がグー・チョキ・パーを出した0.001秒後にロボットハンドが人間に勝つ手を出す、いわゆる「後出しじゃんけん」を実現している。このため人間相手の勝率は100%。
研究室では、将来この技術がロボットと人間との協調作業などに応用できると期待を寄せている。

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