米カリフォルニア州の6分割案、州投票に必要な署名集まる
[サンフランシスコ 14日 ロイター] - 米カリフォルニア州を6分割することを提案しているベンチャーキャピタリストのティム・ドレーパー氏は14日、分割の是非を問う州投票を行うための署名が必要数に達したと明らかにした。
ドレーパー氏はシリコンバレーのベンチャーキャピタル企業創設者で、ツイッターやスカイプ、テスラなどに出資している。
分割運動の広報担当者は、州分割について「より反応が早く、革新的で、身近な自治体の実現につながるため重要だ」と説明。2016年11月の州投票に向けて必要な約80万8000人を超える署名が集まったとし、ドレーパー氏らが15日に州当局に署名を提出すると語った。
ただ、分割案は民主・共和両党が否定的な考えで、反対派は州投票で支持される可能性はほとんどないと主張。賛成多数となった場合でも、議会の承認が必要となる。
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